match result

試合結果

メインイベント(第8試合)/Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ
    戦歴
    55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
    41戦 19勝(10KO) 19敗 3分
    生年月日
    1990.11.20
    1990.3.12
    身長・体重
    173cm ・ 65.0kg
    173cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    東京都町田市
    兵庫県神戸市
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試合レビュー

 46戦28勝(6KO)17敗1分という戦績の佐々木は昨年2月にKrushスーパー・ライト級王者となり、7月に近藤拳成を降して初防衛に成功、現在は6連勝と波に乗る。
 挑戦者・平山は強靭な肉体と強打を持ち、昨年9月にテクニカルな戦いで不可思を降した印象的な勝利で今回のタイトルマッチを決めた。

 1R、佐々木は距離を探ってワンツーを先制ヒット。しかし平山もすぐストレートを返す。佐々木はサウスポーに変わって左ミドル。佐々木はそこからオーソドックスに戻ると右ストレートを伸ばし、平山の接近をけん制する。平山は警戒し間合いを詰められない。

 2R、佐々木がロープを背にしたところで平山は右ストレートで切り込むが、佐々木はヘッドスリップして当てさせない。右ロー、左ミドルとやはり佐々木は平山をけん制。探るように試合を進める佐々木は顔面前蹴りで平山をとらえ、続いて右ストレートも決める。佐々木は再びサウスポーからの左ミドルを当て、平山を踏み込ませない。

 3R、佐々木のジャブに平山も呼応してジャブを返す。佐々木はサウスポーから左ミドル、左ロー。平山の前進と圧力を発揮させない。佐々木のリズムと距離感で展開されてしまい、平山は思ったように攻められない。平山が右ストレートを打ち込むも、佐々木はその後を続けては攻めさせない。平山はしかし右ストレートを再度決め左フックも当てるが、佐々木は左ミドル、左フック、右ストレートと当て返して終了のゴングを聞く。

 判定は30-29、30-28、30-28の3-0で佐々木。王座防衛に成功した。

佐々木のマイク
「みなさん、こんばんは。今日一日K-1にお付き合い頂きありがとうございました。本来であればメイン何ですけど、いつも通りの安全運転してしまいました。でもそうなったのは平山選手の圧だったりがあってこういう結果になりました。本当に一人じゃできなくて、今回の試合に臨むにあたり、すごく幸せを感じました。サポートしてくれる人がいるから練習できる環境があって、続けられていることが身に染みて、試合が決まってからずっと感じてやってきました。グッと来る場面があったんですけど、家に帰ってからしみじみしたいなと思います。コロナ禍ですけど、一人じゃ生きていけないので。思いやりを持って日々過ごしていきましょう。今日は本当にありがとうございました」

■試合後の佐々木大蔵のコメント
「自分の準備してきたことをリングで試せたかなと思います。自分は倒したい気持ちはあるんですけど、そうさせてもらえなかったのは、平山選手の圧力だったりで、入れない部分がありました。(ジャブが有効だったが)平山選手と秀さん(山崎秀晃)が試合をした時にセコンドについたんですけど、あの時のジャブが思い浮かんで、やってみようと思いました。この試合に向けてボクシングの練習をしていたのも活きましたし、手応えを感じました。自分は倒しきる一撃が課題なので、それを克服できるようにしたいと思います。(試合中は)セコンドのアドバイスも相手のセコンドの声も聞こえていたので、それにどう対応するかを一つ一つやっていったと思います。(盤石の強さだったが?)いやあ、自分としては平山選手の想いが伝わってきたので、必死には必死の対応で、安心はなかったです。今までの試合で、終盤にダウンをもらって負けることもあって、その経験もいきているのかなと思います。これからも一戦一戦おごりなくやることが大切だと思います。今日の試合はザ・安定感という試合で、そこを打破したかったのにできなかったので、引き続き課題を持ってやっていきます。僕はKrush王者の誇りを持っているので、このベルトの価値を高めたいと思います」

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試合情報

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大会名
2021年5月30日(日)Krush.125
日程
2021年05月30日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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