match result

試合結果

第12試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    FLYSKY GYM/Tmile Gym
    ウィラサクレック・フェアテックスジム
    戦歴
    34戦 22勝(14KO) 10敗 2分
    147戦 114勝(25KO) 30敗 3分
    生年月日
    1994.8.17
    1992.12.12
    身長・体重
    172cm ・ 65.0kg
    167cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    兵庫県加古川市
    タイ・ナコンパノム
    SNS

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試合レビュー

 当初、2人のタイトルマッチは9月のK-1大阪大会で予定されていたが、林が負傷欠場。今大会で仕切り直しとなった。林とゴンナパーは3年前にKrushで対戦しており、その時はゴンナパーがKO勝利を収めている。

 1R、林はゴンナパーの蹴りを警戒して左に回る。そこからボディストレート、左フックとゴンナパーに見舞う。ゴンナパーは左の蹴りをミドル、ローと蹴り分ける。右ストレートを当てる林だが、ゴンナパーがすぐ左ストレートを返す。林はジャブと前蹴りを当て前に行く。

 2R、前に来たゴンナパーのローに林は右ストレートをカウンターで合わせる。さらに林は右ボディストレート。そこから前に出て圧力を掛け、アッパーを振るって当てる。さらに接近戦からボディフックでゴンナパーを襲う。徐々に押す林だが、ゴンナパーの左インローに脚を払われる。

 3R、接近戦に持ち込みたい林だが、ゴンナパーは距離を作り左ミドルを当てていく。林は間合いを詰めると右アッパー、左ボディフック。ゴンナパーの左ミドルを浴びても林は下がらない。逆に打ち合いに持ち込むが、ゴンナパーはここで左インローで林にバランスを崩させ左ハイキック。終了間際はパンチの林にゴンナパーがヒザとミドルで返し、最後まで打ち合いとなる。判定は29-29、30-29、30-28の2-0でゴンナパー。K-1参戦から追い続けたK-1王座を遂にものにした。

ゴンナパー・ウィラサクレックのマイク
「今日、私はやっとチャンピオンになることができた。応援してくださった日本のみなさま、ジムのみなさん、特に会長には支えて頂き感謝しています。そしてK-1の関係者のみなさんにも感謝致します。こうしてタイにベルトを持って帰ることができた。天国の父の供養にもなった。本当にありがとうございました」

■試合後のゴンナパー・ウィラサクレックのコメント
「(試合の感想は)ずっと夢だったK-1のチャンピオンになることができて、本当にうれしく思っている。(相手の印象は)今日の林選手はとても強くて、スピードもとても速くて、3年前に比べて強くなっているなと思った。(タイのお父さんにどんな報告を?)こうして自分の夢を達成できましたと報告したい。今日の試合も天国から見てくれていたと思う。(相手の戦いは想定内だった?)何度もビデオで見て研究していて、想定内だったが、パンチはとても強かった。自分はそれに蹴りで対抗する作戦でしたが、うまくできたと思う。(判定はどうなると思っていた?)自分の中では3Rで勝ったと思ったし、審判の方もそれは分かってもらえると思った。(今後どのようなチャンピオンに?)チャンピオンとしての仕事を果たしていきたいし、一番長く王座にいられるようにしたい。

(秘策があると話していたが?)今日はそれができていたつもりだ。パンチを防御して自分もパンチで対抗していこうと思っていて、それはできていたと思う。(ファンにメッセージを)今日は日本の皆さん、タイの皆さん含め、応援ありがとうございました。今日、自分は自分の目標を達成することができた。先ほども言った通り、できるだけ長い間チャンピオンでいたいと思うし、今までのチャンピオンの中で一番長くチャンピオンでいたいと思っている。チャンピオンとしての自分にも注目していてください」

■試合後の林健太のコメント
「(試合の感想は)3月に負けて、今回応援してくれる人たちを絶対喜ばせたいと思って、絶対期待に応えたいと思って挑んだんですが、結局また応えられずで、申し訳なさしかないですね。(相手の印象は)パンチも蹴りも強かったです。(一番気をつけていたことは?)半分ぐらいしかできなかったですね。途中でゴンナパー選手のパンチが固くて、目が折れたかなと思って、ずっと二重に見えて距離感が掴めなかったんですよ。(前回と比べると?)前回やった時も、朝久戦もそうですけど、自分が熱くなりすぎて前に出てカウンターもらうっていうパターンやったんで、とにかく落ち着いて戦うっていうのが一番でした。で、落ち着いて戦えたかなとは思うんですけど、練習してきたことが全部出せたかって言ったら、半分しか出せてないって印象ですね。(ファンにメッセージを)今回は絶対に期待に応えたかったんですけど、応えられなくて申し訳ないです。結局、応えられなかったし、チャンピオンじゃなくなって元チャンピオンになってもうたけど、もっともっと頑張るんで、変わらず応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2020年12月13日(日)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~
日程
2020年12月13日(日)
会場
両国国技館
選手
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