match result

試合結果

第10試合◎K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    Sor.Dechaphan Gym
    戦歴
    60戦 37勝(18KO) 20敗 3分
    114戦 74勝(23KO) 38敗 2分
    生年月日
    1989.5.13
    2001.9.8
    身長・体重
    169cm ・ 60.0kg
    165cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    千葉県茂原市
    バンコク
    SNS

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試合レビュー

 一回戦でスペインからダウンを奪って勝利した卜部。対するジャオスアヤイは必殺の飛びヒザ蹴りで安保をマットに沈めた。

 1R、卜部は左ミドルから出て先手で攻める。ジャオスアヤイは落ち着いて右ローを返していく。ジャブとミドルでプレッシャーを掛ける卜部に、ジャオスアヤイは気の強さを見せ跳びヒザを返す。ジャオスアヤイの右ローにやや嫌そうな様子を見せる卜部。しかし右フックをジャオスアヤイにヒット。

 ジャオスアヤイはフックとローで卜部をフラつかせ、右ストレートで卜部を後方に倒してダウンさせる。立ち上がった卜部は跳びヒザに襲われるが、しかし右スイングフックを決め、ジャオスアヤイからダウンを奪い返す。フィニッシュに向かう卜部だが、ここはジャオスアヤイが右クロスを当てて止める。

 2R、卜部は開始から前に出てプレッシャーを掛ける。しかしジャオスアヤイは右ローで崩し、ワイルドな左フック、ヒザ蹴りで卜部を攻める。やや手数が減る卜部。ジャオスアヤイは左ボディフック、右ローだが、卜部の右ストレートがカウンターでヒットし、ジャオスアヤイは後退。だが、ジャオスアヤイは左ミドルで応戦する。卜部は接近戦では左右ボディフックを打ち込むが、ジャオスアヤイは左ミドルを蹴りつけてくる。両者消耗戦・削り合いとなり苦しい展開に。卜部が左右ストレートでジャオスアヤイをロープに詰めて終了。

 3R、両者ミドルを蹴り合う。卜部がワンツーで入れば、ジャオスアヤイは右ストレートを返す。そこから両者再び蹴り合いとなるが、卜部も間合いが狭まるとショートパンチを上下に走らせる。ミドルで試合を組み立てんとするジャオスアヤイに卜部は接近してのパンチを狙う。右フックを当てる卜部だが、そこからジャオスアヤイは続けて間合いを詰めさせてくれない。跳びヒザ、左ミドルのジャオスアヤイ。だが卜部は下がらずプレッシャーを継続していく。判定は27-27、28-27、27-27で卜部に1票入るもドロー。さらに延長戦となる。

 延長R、卜部の左ミドルにジャオスアヤイは右ミドル。ジャオスアヤイは1回戦でKOした跳びヒザを見せるが、卜部は巧みにグローブでブロックする。ジャオスアヤイは右ストレートで卜部を一瞬横向きにするが、卜部はすぐ前進に戻る。卜部は本戦と同様、前に出てジャオスアヤイにプレッシャーを与えていく。ジャオスアヤイは左右のミドルを当てリングを回る。ジャオスアヤイは無理に打ち合わずミドルとローキック。卜部が間合いを詰めんとしてもジャオスアヤイはプッシングで押し返す。ワンツーで攻める卜部にジャオスアヤイはヒットは奪えないながらも跳びヒザの大技を見せ終了する。判定は10-9、10-9、10-9の3-0でジャオスアヤイ。卜部2階級制覇の夢を阻み、決勝進出を決めた。

■試合後の卜部弘嵩選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)まあここに賭けてる気持ちが強かったので、燃え尽きたというか……ちょっと、疲れました。(準決勝の延長Rは手数勝負の部分もありながら出せなかったのかなという印象もありましたが、消耗は?)いえ、厳しい練習をしてきたんで、延長でも全然大丈夫でした。それよりも、手数勝負の出し合いというよりは、ダメージを与えたかったという気持ちの方が強かったです。(若い選手でしたが、どう思いましたか?)いい選手だと思いました。(ファンにメッセージを)期待してくれた人たちもたくさんいたんで、感謝してます。ありがとうございます。今はその言葉だけです」

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試合情報

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大会名
2019年11月24日(日)“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」
日程
2019年11月24日(日)
会場
横浜アリーナ
選手
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