match result

試合結果

第8試合/スーパーファイト/K-1女子-50kg契約/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ
    Allstars training center
    戦歴
    26戦 22勝(11KO) 4敗 0分
    36戦 31勝(9KO) 5敗 0分
    生年月日
    1992.7.29
    1996.1.16
    身長・体重
    160cm ・ 52.0kg
    163cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    三重県松阪市
    ストックホルム
    SNS

review

試合レビュー

 KANAが3月のK'FESTA.1以来のK-1参戦。北欧のムエタイ女王ノットソンと対戦した。1R、ノットソンは前蹴りからローを放って前に出てくる。この前蹴りがタイミングがよく、KANAをストップする。さらに蹴りをフェイントにしてのパンチなど変則的な動きも見せるノットソン。前蹴りで機先を制せられ、KANAはリズムに乗ることができない。ノットソンはサウスポーに変わっての左ストレートでもKANAをとらえる。

 2R、ノットソンはバックブローからパンチを繋いで前に来る。パンチ一辺倒にならず蹴りを織り交ぜてくるノットソン。打ち合いに持ち込みたいKANAだが、ノットソンはそうなると左右に動いて正面と打ち合いを外す。KANAは圧力を利かせていき、徐々に打ち合いへとノットソンを引き込んでいく。右ストレートを当て、ノットソンのリズムを崩しに掛かるKANA。

 3R、ノットソンはボディへのヒザから顔へのフック、ストレートと打ち込む。KANAはややボディが効いたかガードが体の中央に集まる。しかしそこからKANAも前に出てノットソンに襲い掛かり、右ストレートを当て自分の土俵である打ち合いに持ち込む。その中でKANAが左ボディを打つと、ノットソンは右腕周辺を抑えてやや体を横向きにする。何か異状があったのか。レフェリーはこれにスタンディングダウンを宣告する。KANAは前蹴りと左右のストレートでノットソンをさらに追って試合を終える。判定は29-27、29-27、30-28の3-0でKANA。難敵ノットソンを降した。

ヨセフィン・ノットソン
「(試合を終えての感想は?)最初は自分にいい展開で進んでいた。途中で背を向けた時はブラトップ(コスチューム)が外れて手が上げられなくなった状態で、それをアピールしてレフェリーが止めてくれたように思っていたら、ダウンカウントが始まってしまったのにショックを受けました。そういう判定になったことはすごく残念に思う。でも全体的にはいい試合をしたと思うし、KANAにもどういう試合だったかを正直に感じてほしい。自分としては絶対にKANAに勝てる試合ができたと思うので、今回のことはしょうがないですが、自分の方から再戦を申し出たい。

(相手の印象は?)KANAの試合を全て見て研究していたので、試合中は全て私がコントロールしていたと思う。KANAにいい試合をさせなかったし、全て自分がコントロールしていた。あのダウンを取られたのは本当に残念が、もう1Rあれば必ず勝てたという自信はある。(ファンの方にひと言)まず、皆さん応援ありがとうございます。この日本の舞台で試合ができたことは本当に光栄で、そこで皆さんの応援を受けられたことを本当にうれしい。そしてスウェーデンのみんな、ジムや友達のみんな、サポートしてくれて本当にありがとう。今回は 結果的には残念な結果に終わってしまったけれど、KOで勝てる自信もあるので、次にまたチャンスがもらえたら、素晴らしい試合をお見せしたい」

KANA
「(試合を終えての感想は?)今まで戦ってきた外国人選手の中でも、総合的に蹴りもパンチもすごく強い選手でした。(相手の印象は?)ムエタイベースで蹴りがうまくて、前蹴り、ヒザが強くて技術も高いので警戒して練習していたんですけど、まだ対策できてない部分がけっこう多かったんで、本当に課題が残る一戦でした。(今後の目標は?)今日の試合はどうしても負けられない試合で、KOで決められればよかったんですけど、判定決着になっちゃったんですけど、今後、女子のK-1を盛り上げるために、ノットソン選手ともさっき話したんですけど、『リベンジしたい』って言ってくれて、世界トーナメントもやりたいって言ってたんで、日本人は自分がしっかり盛り上げて、女子の世界トーナメントやりたいんで、もっと強くなっていきたいなと思います。

(ケガの状況は?)2Rの途中で右腕の二頭筋が筋断裂しちゃって、そこから右腕が上がらなくなったんでハイキックを狙われて、スウェーでずっとよけてて。ヒザ蹴りのもらう位置もすごく悪くて、相手のヒザ蹴りがすごく刺さったというのもあるんですけど、途中から右腕が上がらなくなりました。(ダウンについては)ボディとかもしっかり入って下がった部分だったんで、そこで自分がラッシュをかけてスタンディングダウンかなと思ったのもあったんですけど、向こうはアクシデントだと言ってたんで、結果的には向こうもスッキリしてないと思うんで。もう一回、タイミングが合えば、再戦しても自分がしっかり勝てると思うんで、またやりたいなと思います。

(ファンの方にひと言)今日もたくさんの応援ありがとうございました。しっかり盛り上げて、試合で魅せられるようにもっともっと強くなって、女子もK-1を盛り上げられるように、本当にしっかり頑張っていくので、これからもよろしくお願いします」

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試合情報

BRAND
大会名
2018年11月3日(土・祝) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~
日程
2018年11月03日(土)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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