match result
試合結果
ダブルメインイベント第1試合(第8試合)/Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
1R、和島は左ミドル、ピケオーは前蹴り。ピケオーの左ミドルに場内がざわめく。ピケオーはプレッシャーをかけていくとワンツーを繰り出すが、和島はローを出して圧力から逃れる。和島にローブローが入って一時中断。再開後、ピケオーはロープに詰めて左右ボディを出すが、和島もミドルを返す。ピケオーはなおも左右パンチを出すが、和島も左右フックを返す。ピケオーは右ミドルを連発すると、和島は左右パンチからハイにつなぐ。終盤、ピケオーは左連打からヒザ蹴りを突き刺す。
2R、ミドルとロー、パンチの応酬から、中盤近くに和島は左ローを2発からヒザ蹴り。ピケオーもヒザ蹴りを返し、右ミドル。和島もヒザ蹴りと左ロー。接近戦からピケオーは左フックを入れるが、和島もフックを返す。ピケオーはボディからパンチのコンビネーション、さらにローで攻める。距離を詰めるとピケオーが右アッパーと右ハイ。和島がローを返すと、ピケオーはやや効いたような素振りを見せる。さらに和島は右フックから右ボディと攻めに行く。
3R、和島は左ローからジャブ。ピケオーがパンチからミドル、ヒザ蹴りで出てくると、和島もカウンターのヒザ蹴りやボディを返す。ピケオーの右ストレートに、和島は左ミドル、インローを返す。ジャブから出るピケオーに対し、中盤過ぎに和島は打ち合いに持ち込むとフック、ボディ。さらにヒザ蹴りも入れる。終盤にも和島はヒザ蹴りをボディと顔面にヒットさせる。ラスト10秒になると互いにヒザ蹴りを入れ合い、ピケオーは下がりながらも最後に右を返す。
判定はジャッジ2名がピケオーを支持。王者ピケオーの判定勝利により王座防衛となった。しかし最後まで互角に近い戦いぶりを見せた和島には、場内から大きな拍手が寄せられた。
試合後、ピケオーは「和島選手はとても手強く、足を痛めてしまった。でもこれで70kgで相手がいなくなったので……(通訳を遮り木村“フィリップ”ミノルをリングに上げ)俺は67.5kgでも試合ができる。俺とミノルの試合を見たくないか?」と木村との対戦をアピール。木村も「ピケオー選手、いつもヤバい試合してくれて、70kgでは相手がいないので、僕自ら青コーナーを選んで試合したいです。これが本物の格闘技です。見てください」とピケオーの対戦要求を受けて立つ構えを見せた。
■試合後のジョーダン・ピケオーのコメント
「(試合を振り返って?)試合は良かったとう。ただ最初にローを2~3発蹴ったときに、強く蹴りすぎて自分の足を痛めちゃったよ(苦笑)。(対戦相手の印象は?)いままで戦ってきた日本人の中で、一番タフな選手だった(今後の目標は?)自分がいま、本当に叶えたい夢はK-1のベルトを巻くことだ。過去に2回挑戦した(※王座決定トーナメントに出場)けど、巻くことができなかった。もし次、チャンスがあればK-1のベルトに挑戦したい」
■試合後の和島大海のコメント
「(試合を振り返って?)ピケオー選手、メチャクチャ強くて、いままでで一番強くて。でも、3R戦いきれましたし、凄く自信になりました。今後VS世界で戦っていきたくて、今回は負けたんですけど、いけそうな気がします。(対戦相手の印象は?)戦う前から強い選手だと思っていて、戦ってみてもパンチが凄く早かったです。絶対に下がってくれないので、凄く強かったです。さっき挨拶もしてくれて、(こちらを)強かったって言ってくれて、強くて優しい選手だなと思いました。(今後の目標は?)また勝ち続けて、もう一回ベルトに挑戦したいと思います」
gallery
ギャラリー
movie
動画
試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年9月30日(日)Krush.93
- 日程
- 2018年09月30日(日)
- 会場
- 後楽園ホール
- 選手