match result

試合結果

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    クロスポイント吉祥寺
    INDAR VITORIA TEAM
    戦歴
    65戦 47勝(16KO) 18敗 0分
    56戦 48勝(14KO) 8敗 0分
    生年月日
    1986.8.26
    1986.8.18
    身長・体重
    181cm ・ 0.0kg
    180cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    出身地
    神奈川県平塚市
    スペイン・ビトリア ガステイス
    SNS

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試合レビュー

 1R、小刻みなステップで前に来るサンチェスは日菜太にバッティングとなってしまい、日菜太は左目上部(左眉下)にカットが見られてドクターチェックが実施される。踏み込みが速いサンチェスは距離を保ちづらく、日菜太は左ミドルを放つが、さらに左ストレート、左ローと入れる。

 サンチェスは動きが止まらず、右ストレート、さらに接近戦で頭を引き下げてヒザ蹴りを決め、これで日菜太は傷口が開いて血が滴り出してしまう。再度ドクターチェックを受ける日菜太。再開後、サンチェスは動きが速く手数も多いため日菜太は左ミドルを連続で繰り出せない。それでもラウンド最後は左ミドルで腕をとらえる日菜太だが、サンチェスの動きは止まらない。

 2R、前に来ながら左ロー、右ストレートと決めるサンチェス。日菜太も左ミドル、左ローで応戦するが、サンチェスは“スペインのダイナマイト”の異名通り爆発力を感じさせ、一気に距離を詰めて日菜太の攻撃を受けっぱなしにならない。左ローを効かせる日菜太だが、サンチェスも左ローで日菜太の体を泳がせる。だが、今度はバッティングでサンチェスの額が切れて出血。ドクターのチェックとなる。

 やや圧力が落ちたかのサンチェスに日菜太は左ミドルを連打。サンチェスは掴みからのヒザを放ってしまいレフェリーから注意を受ける。日菜太は左ミドル・左ロー、左ハイと蹴り数を増やすが、やはりサンチェスは前に出てそのまま日菜太に攻勢を許さない。左ストレートでダウンを奪ったかの日菜太だったが、これはサンチェスの蹴り足を取りながらの攻撃で無効。レフェリーから警告を受ける。

 3R、ローがローブローとなってしまった日菜太だが、サンチェスをコーナーに詰めると一気に右フックと左ストレートを連打。ダウンは奪えないが攻勢を印象づける。そして左の蹴りを効かせるとようやく下がらせ、さらに左ハイでサンチェスをヨロめかせる。だが、サンチェスも粘りのファイトでダウンには至らない。日菜太は前進の落ちたサンチェスに左ミドルを連続で打ち込み、左ローも効かせて試合を終える。判定は30-29、30-29、29-28の3-0で日菜太。難敵サンチェスを降した。

■試合後の日菜太選手のコメント
「(試合を振り返って?)相手の選手のデータがなくて。やってみてフタを開けたら凄く強くて。そういう選手を最後攻めることができたのはよかったと思うんですけど、KOできなかったのが課題かなと思います。(対戦相手の印象は?)懐深くてやりづらい選手で、パンチが意外と見えづらくて。過去、トップ10に入る選手でしたね。倒してこそK-1だと思うので、年内もう1試合やって、来年3月にたどり着きたいです。(ファンへのメッセージを)70kgの外国人は強い選手がたさんいて、日本人が勝つのが大変な階級ですけど、どうしてもベルトがほしいので。それが僕の最後のチャレンジだと思っているので、応援してくれたらうれしいです」

■試合後のセルジオ・サンチェス選手のコメント
「(試合を振り返って?)長いあいだ試合をしていなかったこともあり、今回は全力で戦いました。多くのかたに喜んでいただけたんじゃなかなと思います。(対戦相手の印象は?)予想どおりの選手でした。まるでひとつの戦争のような戦いになったと思います。(自分の実力は出せた?)最後に日菜太選手のキックをブロックすることで腕を痛めましたが、力は出せたと思います。(ファンへのメッセージを)今回、このような大会に参加できたことを感謝しています。ありがとうございました」

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動画

試合情報

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大会名
2017年09月18日(月・祝)K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~
日程
2017年09月18日(月)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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