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試合結果

第3試合/K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    所属ジム
    谷山ジム
    Muay Thai America Gym
    戦歴
    66戦 40勝(14KO) 21敗 5分
    11戦 9勝(5KO) 2敗 0分
    生年月日
    1988.11.5
    1992.1.28
    身長・体重
    174cm ・ 67.5kg
    175cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    新潟県胎内市
    アルメニア・エレバン
    SNS

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試合レビュー

 実況席に座る魔裟斗さんも優勝候補に推すバダザリアンが安定した戦績・実力を誇る山際とトーナメント一回戦で激突。

 1R、バダザリアンはサウスポーから左ハイ、後ろ回し蹴りと連続で大技を見せ、客席をどよめかせる。山際の右ミドルにすぐ左フックをフルスイングするバダザリアン。この左フックはスピードと威力があり、客席は再びどよめく。プレッシャーで山際をコーナーに追い込むバダザリアン。前蹴りをさばきながら山際はバダザリアンに右ミドルを当てていく。ラウンド終盤、バダザリアンは左ハイ、スピードのある後ろ回し蹴りで山際の頭部を狙う。

 2R、バダザリアンは山際の右ミドルを警戒しながらも前に出てプレッシャーを掛ける。山際はそれでも右ミドルを当てるが、バダザリアンは左クロスを送って山際のアゴをのけ反らせる。山際はしかし戦法を変えずにパンチに織り交ぜ右ミドルを続行。バダザリアンもこの右ミドルがあるため前進を阻まれる。もっと蹴ってこいとばかりのジェスチャーを見せるバダザリアンだが、左腕はジワリジワリと効いているか。しかしここでバダザリアンは左スイングフックのヒットからストレート、フックと荒々しく繋いでダウンを奪取する。

 3R、山際は再び右ミドルで向かうが、バダザリアンは左ローから右フック。山際は距離を保ってバダザリアンの強打を警戒しながら右ミドルでの攻めを変えない。バダザリアンはロープ・コーナーに詰められるとクリンチ、あるいは体を回してポジションを入れ替える。右ストレートも当てる山際。バダザリアンは組みつきが増えてレフェリーから注意が出される。バダザリアンは山際のミドルとヒザを嫌がりクリンチを多用し、しのぐようにして試合を終える。

 判定は29-28、29-28、29-28の3-0でバダザリアン。前評判に違わぬ強さで準決勝に上がった。

■試合後のメルシック・バダザリアン選手のコメント
「(試合を振り返って?)本当にいい試合だったと思います。山際選手には敬意を表したいと思います。ケガに関してですが、肩がよくなくて試合ができないのはとても残念です。(対戦相手の印象は?)とてもいい選手でした。難しい相手という印象ではないです。彼は相手に対してリスペクトがあると、戦っていて感じました。(肩はどこで痛めた?)2年前にも同じような状況になりました。3R中にそのときと同じような痛みを感じました。このケガは脱臼とかではなく、神経的なものです。指が動かなくなるとか。なので、試合を続行することができませんでした。(ファンへのメッセージを)応援ありがとうございます。今回初めてお会いして大好きになりました、アリガトウ」

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動画

試合情報

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大会名
2017年09月18日(月・祝)K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~
日程
2017年09月18日(月)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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