match result

試合結果

セミファイナル(第8試合)/Krush 女子 -50kg Fight/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ
    戦歴
    26戦 22勝(11KO) 4敗 0分
    19戦 15勝(3KO) 4敗 0分
    生年月日
    1992.7.29
    1992.9.19
    身長・体重
    160cm ・ 52.0kg
    163cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    三重県松阪市
    ロンドン
    SNS

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試合レビュー

 1月、初の黒星を喫し保持した王座も手放したKANAの復帰戦。その王座を奪ったメロニー・ヘウヘスを過去に降している実力者グレイス・スパイサーと拳を交える。

 1R、身長で上回るグレイスにKANAは出入りのステップを使い、接近すると左右のフックをボディに連打してこれでグレイスを嫌がらせる。距離を取ってグレイスがストレートを伸ばしてきても、KANAはよく見えている印象で頭を振ってかわす。そして踏み込んでの左ボディフックをグレイスに突き刺し、そこから右ローに繋げる。足も嫌がり始めるグレイス。KANAはグレイスのジャブに右ストレート、左フックとパンチを合わせ始める。

 2R、KANAは顔面前蹴りを当て、グレイスに鼻血を呼ぶ。フットワークの軽快なKANAはグレイスのパンチを目先でかわし、右ローで足を殺していく。ここでグレイスの出血が激しくなり、ドクターチェックが実施される。再開するとKANAは左ボディフック、右ミドルとボディ攻めを忘れず、ジャブ・ストレートでもとらえてグレイスを再び出血させる。前蹴りを入れてグレイスを遠い間合いに下がらせ、パンチを見切ってかわすKANA。

 3R、KANAはガードを堅固にしてグレイスのパンチを弾きながら接近し、右ローで足を襲う。だが、グレイスも鼻血を見せながら右ストレート、左フック、左ジャブとKANAに応戦。KANAはパンチで打ち合っていたが、一瞬の隙をついて右ハイキックを決め、これでグレイスをフラつかせてレフェリーはスタンディングダウンを宣告する。KANAはローキックを多用して2度目のダウンを迫るが、グレイスも右ストレート、左フックを返し、打たれっぱなしにはならない。KANAHは左フック、右フック、ハイキックと猛攻して試合を終える。

 判定は30-26、30-26、30-25の3-0でKANA。復活勝利を上げた。

KANAのマイク
「今日の勝利は練習と応援してくれたみなさんのおかげです。自信が少し取り戻せました。KOで飾れなかったのはまだ自分の力不足なので、またしっかり女子キックの時代を作って行けるようにまた明日から進んでいきます」

■試合後のKANA選手のコメント
「(試合を振り返って?)勝てたことはホッとしています。負けてから初めての試合で不安もありましたが、たくさんの応援のおかげでリングに立つことができました。判定でしたが、いいスタートがきれたと思います(相手の印象は?)計量からいい目をしていて。拳を交えてみて、気持ちが強くて本当にいい選手でした。(今後の目標は?)今日の勝利でヘウヘス選手に勝てるかといえば、そうではないと思うので。また地道に練習して、100%倒せる状態になったら挑みたいです。(今後の目標は?)Krushの女子はKANAがいないと何も始まらないので、また新しい時代を作れるように突っ走りたいと思います」

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動画

試合情報

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大会名
2017年5月28日(日)Krush.76
日程
2017年05月28日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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