match result

試合結果

第13試合/K-1 WORLD GP 2016 -60kg日本代表決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ALONZA ABLAZE
    TRY HARD GYM
    戦歴
    63戦 52勝(13KO) 11敗 0分
    25戦 20勝(6KO) 5敗 0分
    生年月日
    1990.6.8
    1996.8.14
    身長・体重
    172cm ・ 65.0kg
    166cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    サウスポー
    出身地
    千葉県茂原市
    神奈川県愛甲郡
    SNS

review

試合レビュー

 1回戦・準決勝とも初回KOで上がった大雅と本命・功也による決勝戦。

1R
 2試合とも初回KOでクリアし余力十分といった感の大雅は左フックを連続で強振して功也に迫る。しかし功也も勢いに押されながらもガードで弾いてこれを当てさせない。功也が放った左ストレートを体を入れ替えてかわし、大雅はここも左フックを中心に猛攻。功也は前蹴り、左ストレートを放っていくが、大雅はやはりクリーンヒットさせず、離れた位置から速い踏み込みで距離を詰め、左フック、ハイキックと功也を襲う。


2R
 変わらず離れた位置から速い踏み込みを見せる大雅は功也がバックブローを見せるとこれをかわしてすぐ間合いを詰める。距離が空いても再び踏み込んで、やはりスピードある左フックを放っていく。左スイングフックも思い切りよく繰り出す大雅。その合間に左ロー、左ミドル、前蹴りも忘れない。しかし大雅がロープを背にしたところで功也はヒザ蹴りを決め、ジャブを出しながら追っていく。そして大雅がジャブをダッキングでかわすと再びボディにヒザ蹴り。左右のフックに力を込める大雅だが当たらない。


3R
 功也は大雅が強振するフックを被弾しないよう注意しながら前に出る。しかし大雅は離れた位置から踏み込んでの右フックをヒット。功也は笑みを浮かべて大雅に向かうが、前にこそ出るが有効はヒットを上げられない。しかしここで功也は左ストレートを伸ばしてヒット。だが、大雅はここで攻めのパターンを変えてボディフックを繰り出し、やや功也の動きを止める。両者最後はフックの打ち合いとなり、功也が左ストレートをヒットして終了。

 判定は30-29、30-29、30-28の3-0で大雅。トーナメント優勝を成し遂げた。


■試合後の卜部功也選手のコメント
「(1回戦の感想は?)対策をしっかりされてて、ちょっと固くなっちゃいました。相手の戦略にやりづらさがあったんですけど、コントロールはできたか、と。1Rで体力を使いすぎましたね。
(準決勝は?)1回戦よりはリラックスして戦えたと思います。僕の作戦どおりです。
(決勝は?)素直に強かったですね。元気のよさに負けちゃったかな、と。でも、実力でも相手のほうが上手でしたね。僕にはできない勝ち方をしっかりしてきたので完敗ですね。悔しいですね。
(決勝のダメージは?)そんなにないです。まぶたは1回戦から腫れていたので。パンチは見えていたので問題はないです。
(優勝できなかった心境は?)う~ん……実力不足ですね。もっと強くならないといけないなって思いました。
(今日の会場については?)選手として満員の中で試合できるのは幸せなことなんで感謝してます。またご来場お願いいたします、ありがとうございました」

■試合後の大雅選手のコメント
「(1回戦の感想は?)トーナメントなので、多少リスクあっても早めに倒そうと思っていました。
(準決勝は?)全然手ごたえはなかったんですけど、効いてたみたいなので。こっちも早く勝ててよかったです。
(決勝は?)ホントに世界チャンピオンだったので、気合いが入りましたね。3分3R、少しでも気を抜いてたらやられてたと思うので。3試合は集中力がたいへんなので。
(卜部選手の印象は?)穴がない選手です。記者会見でも言いましたけど、自分が一番強いと思っていたので、自信はありました。
(今日の会場の印象は?)満員の中で試合するのは気持ちいいことなので、いま以上に大きい会場を満員にできるように、もっと盛り上げないといけないなって思いますね。自分は60で小さい方なので、デカい選手とやるときは、遠いところからいかに早く懐に入って、相手が反応する前に打てるかが大事なんです。ずっと松倉くんとスパーしてて、デカい選手との戦い方は覚えてきたかなと思います。
(世界トーナメントへの意気込みは?)ここで優勝したってことは、責任もあると思うので、60を日本人が世界で通用する階級に自分がしないと。一回ちょっと休んで、またがんばろうと思います。
(大会前のタイでの練習については?)今日のトーナメントより、何十倍もきつい練習をしました。気合いがつきました。
(55で武尊選手がニュースターになってますが?)ホント、悔しいですね。一番勢いがあって、最近の格闘家では一番有名だと思うので。あそこで自分が負けてなければと思うので(苦笑)。正直、やれるならやりたいです。試合の勝ち負けだけじゃなくても、世間から見ても自分のほうが上って思われるようにがんばりたいです。
(ファンにメッセージを)今回、凄く応援していただきました。がんばれたのはファンや関係者のかたがたのおかげなので、感謝しています。また次も見たいと思われるように、どんどん盛り上げていきます」

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動画

試合情報

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大会名
2016年4月24日(日)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~
日程
2016年04月24日(日)
会場
国立代々木競技場第二体育館
選手
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