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日韓対抗戦、大石昌輝がKO勝ちで涙!小田尋久とMelty輝が敗北も原田闘鬼が勝利

9.19「K-1 FIGHTING NETWORK in Sangju Korea 2026」

 2026年9月19日(土)、韓国・慶尚北道尚州市で「K-1 FIGHTING NETWORK in Sangju Korea 2026」が開催された。

 同大会は、韓国のキックボクシング団体『EMA CHAMPIONSHIP』が“ROAD to K-1”をコンセプトにK-1 GROUPの日本人ファイターと韓国人ファイターによる「日韓対抗戦・4対4」がメインカードとして組まれ、-70kg級でキム・ヒョンジュンvs.小田尋久、ヤン・ホンチョルvs.大石昌輝、-63kg級でイ・ヒョンソクvs.原田闘鬼、女子-54kg級でキム・ミンジvs.Melty輝が行われた。


 メインで小田が判定負けも、原田が勝利し、大石がKO勝ちの活躍を見せた。また、女子マッチではMelty輝も登場した。


 各試合のリポートは、以下の通り。
[-70kg級/3分3R・延長1R]
○キム・ヒョンジュン(韓国/釜山TAEHAN MUAY THAI GYM) 
判定3-0 ※30-27、29-28×2
×小田尋久(日本/TEAM3K) 


 ヒョンジュンは“ショットガン”の異名を持つ韓国中量級注目のファイターで、23年10月には現KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者・漁鬼に勝利。さらに日本人相手には無敗を誇る難敵だ。


 小田は、24年8月にKrushスーパー・ウェルター級王座を獲得。同年10月にはストーヤン・コプリヴレンスキーとの激闘でダウンを奪い合う壮絶な一戦を繰り広げた。世界レベルでも戦える日本人ファイターとして高い評価を獲得し、さらなる飛躍が期待される。


 1R、サウスポー構えのヒョンジュンは左右フック、三日月蹴り。小田はローキックを続けるも、ヒョンジュンが右を合わせにいく。小田はローキックから後ろ廻し蹴り。会場はヒョンジュンコール。小田は左フックでKOを狙う。ヒョンジュンはローキックからボディ打ち。小田は丁寧にローキック、ミドルを散らしていった。


 2R、ヒョンジュンは左右ストレート。小田は左右フックで応戦。ヒョンジュンはヒザ蹴りを入れながら、左を伸ばす。小田は下がらずにプレスをかけて左。ヒョンジュンはローキックで崩しにかかる。小田は右も、ヒョンジュンはヒザ蹴りを顔面へ。倒しに行く小田に、ヒョンジュンは的確に攻撃をヒットしている印象か。
 3R、ヒョンジュンはインロー、右のロングフック。小田は接近しての右を狙う。ヒョンジュンは右、左を伸ばす。小田の左右フックがヒットする。ヒョンジュンは回りながら左ストレート。そしてミドルキックを連発。ここはうまいか。小田は圧をかけて左右フック。ヒョンジュンはワンツーからのハイキック。両手を広げてアピールするヒョンジュン。小田は左の強打。ヒョンジュンは飛びヒザ蹴り。勝負は判定となり、ヒョンジュンが勝利を収めた。
[-70kg級/3分3R・延長1R]
●ヤン・ホンチョル(韓国/Dream Gym) 
TKO 1R 2分50秒
◎大石昌輝(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 


 ホンチョルはタイ最高峰の舞台『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』への参戦経験を持つ本格派ムエタイファイター。ムエタイ仕込みの鋭い蹴りに加え、一撃で試合の流れを変える左右の強打を武器としており、打撃戦を得意とする危険な存在だ。


 大石は、本来ウェルター級(-67.5kg)を主戦場とするファイター。しかし今回は、世界中の強豪が集う”人類最激戦区”とも称される-70kg級へ挑戦する。持ち前のテクニックと空手仕込みの切れ味鋭い蹴りを武器に、韓国の実力者撃破を狙う。


 1R、大石は重心を落としながら接近。ホンチョルは左の鋭い蹴り。大石は前後にステップしながら左、右の蹴りを返す。ホンチョルはパンチからヒザ蹴りをつなげる動きを見せた。さらに左右フックから右ローキックで追い込む。大石は左ハイキックを決めてダウンを奪う。立ち上がったホンチョルに右フックからローキック、そして右で2回目のダウンを奪った。ホンチョルは立ち上がるも、レフェリーが試合をストップした。


 KO勝ちの大石は涙を落としながら「嬉しいです。凄い韓国の方たちが温かい声援を送ってくれて感謝しています。家族、先生、仲間たちと喜びを分かち合いたいです。韓国で大石昌輝という名前を覚えてもらえたと思いますが、また試合をさせてください」と挨拶した。
[-63kg級/3分3R・延長1R]
●イ・ヒョンソク(韓国/TEAM ILDO) 
判定0-3 ※27-30×3
〇原田闘鬼(日本/心将塾) 


 ヒョンソクは、20歳ながら将来を嘱望される韓国の新鋭で、勢いそのままに日本人撃破を狙う。


 原田は25年3月、Krushで上野奏貴との一戦が決定していたものの、計量に参加できず不戦敗という苦い経験を味わった。その後、心将塾へ移籍して再出発を図ると、4戦3勝1敗と着実に復調。今年6月にはDEEP☆KICK -63kg級王座に挑戦したが、惜しくもベルト獲得には届かなかった。今回は再起を懸け、韓国のリングで新たな一歩を踏み出す。


 1R、原田は左ローキック、右ローキックを決めていく。構えをスイッチしながらハイキック。ボディ連打で追い込んだ。ヒョンソクはガードするのが精一杯か。さらに原田は三日月蹴りをボディへ。ヒョンソクは左フック、右ローで反撃。原田は左を顔面からボディへ打ち分けた。強烈な右でダウン寸前まで追い込むシーンもあった。


 2R、ここでも原田は右、左のパンチで追い込む。ヒョンソクはバックブローで反撃も当たらない。原田は距離を詰めて左ボディ。ヒョンソクはローキックで転倒もダウンにならず。さらに原田は飛びヒザ蹴りで襲い掛かる。ヒョンソクはローキック、ミドルキックを返す。ここも原田が優位に試合を進めた。


 3R、劣勢のヒョンソクはミドルキックからパンチへつなげる。原田はジャブをからローキック、飛びヒザ蹴りで会場を盛り上げた。そしてボディへパンチを入れると、舌を出してニヤリと笑う。粘るヒョンソクは重そうなミドルキック、右アッパーを放つ。原田は前へ出て、ボディを叩く。気合いを入れながらパンチを連打する原田。ヒョンソクも攻撃を返した。判定となり、原田が勝利した。
[-54kg級/3分3R・延長1R]
〇キム・ミンジ(韓国/YOUNG MU GYM) 
判定3-0 ※30-28×2、29-28
●Melty輝(日本/FLAT UP GYM)


 Melty輝は、『ザ・ノンフィクション』や『月曜から夜更かし』などのテレビ番組に出演し話題になった“最強キャバ嬢”。キャバ嬢を引退すると、プロキックボクサーに専念してRISEを主戦場に活躍。今年4月にK-1で池内紀子と対戦した。ミンジを相手にどんな試合をするのか注目が集まる。


 1R、Meltyは積極的に蹴りからパンチへつなげる動き。地元の声援を受けるミンジはカウンターを狙う。だがMeltyは右のパンチをヒットんして追い込んでいく場面も。ミンジはローキックで崩しにいくと、Meltyはパンチ連打からのローキックで反撃した。印象としてはMeltyか。


 2R、ミンジはここは前へ出て右を打っていく。ステップでかわすMeltyは、ジャブを刺しにいくもローキックをもらうシーンもあった。MeltyはハイキックでKOを狙うも不発。ミンジもハイキックを返した。最後は打ち合いを見せた。


 3R、ミンジは積極的に前へ出てワンツーフック。Meltyも迎え撃ち、パンチを返す。さらに前蹴りを決めるMelty。ミンジはインロー、アウトローでダメージを与えに行く。Meltyはヒザ蹴りに右を合わせる。大きな差はない展開。だが、Meltyの左右のパンチが決まり、ミンジの顎が上がるシーンの飛び出した。ミンジは蹴りで対抗。勝負は判定となり、ミンジが勝利した。
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