5・31『K-1 REVENGE』に、サッタリが決意の参戦表明!「ただのカムバックではない。これは復讐だ」
サッタリには、“リベンジ”しなければいけない相手が何人かいる。とくに悔しかったのは、25年5月のティアン・ターザン戦だろう。サッタリは、当時30勝27KO無敗のターザンから豪快な右フックでダウンを奪い、あと一歩まで追い込んだ。
ところがKOを狙いに行ったその時、ターザンの左ストレートをまともにアゴにもらい逆転負けを喫してしまった。
そして、今年2月に行われたK-1 WORLD GP 2026 -90kg世界最強決定トーナメント準々決勝でサッタリは、日本とイランを背負いリングに上がった。
しかし、“怪物”ルーカス・アハテルバーグの左フック一撃で失神KO負け。皮肉にも、アハテルバーグの強さとこの階級の迫力の醍醐味を証明する形で幕を下ろすこととなった。
彼の悔しい思いは、計り知れない――。かつてK-1のスターだった故アンディ・フグも“青い目のサムライ”として日本に住み、自分よりも大きい相手と激闘を繰り広げてきた。
1994年に初めて『K-1 REVENGE』が開催されたのは、アンディの復讐劇がテーマだった。そこでアンディは、見事に復讐劇を成し遂げている。
歴史を振り返ると、サッタリがアンディと同じイベント名のリングに立つのは必然なのかもしれない。
なお、今大会の出場にあたり、本人から以下の決意コメントが届いた。
あの敗北は私を打ち砕かなかった。
むしろ、もっと深い何か、もっと暗い何か、もっと危険な何かを掻き立てた。
私は沈黙を守ってきたが、休んではいなかった。
毎日、毎ラウンド、一滴の汗…この瞬間のために、私は準備を重ねてきた。精神を研ぎ澄まし、肉体を鍛え上げ、弱点がなくなるまで全てを何度も何度も繰り返してきた。
次の試合は、ただのカムバックではない。
一人の相手に対する復讐ではなく、疑念、失敗、そして自分の真の力を発揮できなかった全ての瞬間に対する復讐だ。
私は飢えと情熱を胸に、そして何かを証明するために戻ってくる。世界に対してではなく、自分自身に対して。
そして今度こそ…審判に判定を委ねるつもりはない。
リュウ・ツァーともやりたい。
ターザンともやりたい。
ルーカスともやりたい。
すぐに試合が組まれることはないと思っています。でも、私は全員とやりたいです」
サッタリがアンディのようになれるのか、それとも……。対戦相手も含めてサッタリのリベンジロードがどうなるのか注目が集まる。