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「Krush.179」8.23(土)後楽園 <インタビュー>有馬大翔「技術では他の誰にも負けないと思っている。しっかり蹴って効かせていきたいです。自分の蹴りに対応できる選手ってほぼほぼいないと思うので、出し切りたい」

 8月23日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.179」の[第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R]に出場する有馬大翔選手のインタビューを公開!








──今回、フライ級王座決定トーナメントにエントリーされて、同時にプロ12戦目でKrush本戦にも初出場となりました。最初に聞いた時はどう思いましたか?


有馬 もともと、フライ級の51kgがキツくなってきて、53kgのバンタム級に上げる予定だったんですよ。でもフライ級でオファーが来てめちゃくちゃチャンスだなと思ったし、大きい舞台で戦えるし、まだ落とせる余力もあったので、せっかくの機会に頑張ってみようかと思って出場を決めました。


──今回の8人の顔触れについてはどう思いましたか?


有馬 みんなメチャクチャ強いし、戦績もいいし、自分が突出していいというわけではないので、そこに選んでもらってメチャクチャうれしかったです。でも、僕も別に負けているとは思わないので、自分の全力を出して行けるところまでガムシャラに行こうと思います。


──若い選手が多くて、24歳の有馬選手が最年長なんですよね。


有馬 いやあ、とりあえずビックリですよね(笑)。まだ20代前半なのに、もう最年長かよ!と思って。それで年齢を聞いたら、みんな10代とか、20歳になったばっかりとかで、すげえなあと思いました。まあ、みんな若いから、技術を高めるというよりは反射神経だったり、スピードやパワーに振るだろうと思うんですけど、その中で年の功なりの技術力みたいなところを出していけたらと思います。


──では、8人の中で一番勝っていると思うのも、その部分ですか?


有馬 特に、蹴りのレパートリーですね。技術では他の誰にも負けないと思っているので。しっかり蹴って効かせていきたいです。自分の蹴りに対応できる選手ってほぼほぼいないと思うので、出し切りたいですね。


──抽選会では、引いた順番が早めだったので待つ形になったところに海凪選手が入りました。あの抽選会ではどう感じましたか?


有馬 もともと、自分と同じジムの石郷慶人と海凪選手が以前に戦って負けているので、そのリベンジというか、自分が勝って取り返してやりたいという気持ちがもともとあったんです。だからちょうどよかったですね。1回戦は海凪選手と戦いたいと思っていたところにちょうど来たので、いい巡り合わせだなと思いました。


──会見では東虎之介選手の名前も出ていましたね。


有馬 プロになって2回戦っていて、どちらも負けてるんですけど、2回目はKOされていてムカつくので、上がってきてもらってやり返したいです。


──対戦するとしたら準決勝になりますね。


有馬 はい。2回戦って、次勝つイメージはもうできているので、当たることになっても問題ないです。


──Krushでの試合は久しぶりになりますが、直近の試合はいつでしたか?


有馬 5月に福岡の大会で試合して、3RKO勝ちでした。


──ではいい流れですね。そしてここから3試合勝てばチャンピオンということになりますが、3試合勝ち抜くために必要なものとは?


有馬 自分の得意なことをいかに出していけるかだと思います。相手に合わせて対策するのも大事ですけど、自分の得意なところを出し切って相手に押しつけるというのが一番できた選手が、今回のトーナメントで勝てるのかなと思います。


──有馬選手の場合は、先ほど出た蹴りですよね。


有馬 はい。蹴りだけで翻弄できるぐらいの試合ができれば、まず負けることはないかなと思っているので。


──改めて、タイトルへの思いは?


有馬 人生の分岐点と言っていいぐらいデカいチャンスだと思うので、全て懸けて挑みたいです。このチャンスをしっかり掴んで、その先にもつなげたいです。


──後楽園ホールでの試合は初めてですよね?


有馬 そうですね。試合はないんですけど、セコンドとかで何度か行っているので、雰囲気は掴めています。あとは自分をどう適応させるかだと思います。「格闘技の聖地」と言われるだけあっていい会場だと思うので、そこでチャンピオンになれれば最高ですね。


──では最後に、この試合とトーナメントに向けての“決意”を、改めていただけますか?


有馬 自分のよさをしっかり出し切って、優勝まで上り詰めたいと思うので、そこを見ててほしいです。


──分かりました。ありがとうございました!
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