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K-1女子アトム級タイトル戦決定!女王・松谷綺「正直早い叩き潰す」挑戦者・末松晄「本気で奪いとる」=9.7K-1代々木第二

 9月7日(日)に東京・代々木第二体育館にて開催される「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦~」の記者会見が、30日に都内会場にて行われた。会見は6部制で実施され、4部ではK-1 WORLD GP女子アトム級タイトルマッチに出場する王者の松谷綺と挑戦者の末松晄が登壇して意気込みを語った。

 以下、決定対戦カードと各選手のコメント。
[K-1 WORLD GP女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
松谷 綺(王者/日本/ALONZA ABLAZE) Kira Matsutani
vs.
末松 晄(挑戦者/日本/ K.I.K team BLADE) Aki Suematsu

 松谷は、23年7月に元K-1女子アトム級王者パヤーフォン・SWタワンを延長判定の末に撃破。11月に奥脇奈々を下して第4代Krush女子アトム級王者に。24年7月は韓国のチョン・ユジョンを判定で下し、11月にガブリエル・デ・ラモスをKO。25年2月のK-1女子アトム級王座決定トーナメントは準決勝でマフィア・ペットモンコンディー、決勝で末松晄を破り新女王となった。

 末松は、23年4月にKrush女子大会に初参戦し谷田美穂から判定勝利。23年8月はKihoと激突しドローに。高校卒業後、24年9月は加藤りこから判定勝ち。12月のKrushの大西日和戦は、スピードのあるパンチと的確に攻撃を当てるテクニックを見せて判定勝利。25年2月のK-1女子アトム級王座決定トーナメントではルシールを破るも、決勝で松谷に敗北を喫した。7月は大西と再戦し、判定で返り討ちに成功。

■松谷綺

――意気込み。

「2月にトーナメントやったばかりで、年内にK-1のベルトをとるというナメたこと言っているんで、簡単にリベンジできるほど甘くないことを分からせてあげたい」

――対戦相手の印象。

「印象…とくになくて、この前自分に負けた選手というだけです」

――今回の試合オファーがあった時はどう思ったか?

「正直早いなと。ここで叩き潰して、二度と名前を出させないようにしたい」

――末松選手の大西戦はどう思ったか?

「見ましたけど、パンチももらっていたしサウスポーが苦手なのかなと」

――K-1女子アトム級王者になり自覚や芽生えてきたことは。

「チャンピオンである以上、誰にも負けられないし、どんな挑戦も受けて全員叩き潰して自分が一番であることだけを考えたい」

――和田良覚トレーナーのフィジカルトレーニングをしているようだが、前回の試合から5カ月間、どんなことを課題に取り組んできたか。

「これまでと内容を変えてはなくて、ずっと同じようにやってきました。パワーアップもそうですし、瞬発系もやって。ただ筋肉つけてではないです」

――どんな姿を見せてくれるか?

「もちろんパワーも当然ですけど、末松選手以上にスピードも上がってきているのでそこを見せたいです」

――気持ちの面で負けない自信は?

「気持ちの面でいったら、ダントツで一番。気持ち以外でもそうですけど、だからチャンピオンになれたので。どこ見ても負けているところはないです」

――日本人選手は眼中にない?

「そうですね。戻ることなく前へ行きたいので、潰して前へ行きたいです」

――海外選手を連れて来いと宮田プロデューサーに言いたい?

「そうですね。海外のチャンピオン、ベルトを持っている選手とか。タイトルを何も持っていない選手とやっても、周りの人は誰も分からないと思うので」

■末松晄

――意気込み。

「試合を組んでくださった関係者のみなさん、受けてくださった松谷選手に感謝します。今回は勝ってベルトを巻くので応援をお願いします」

――対戦相手の印象。

「とても強い選手だなと思っていて、しっかり知名度もあっていい選手だなと思っています」

――松谷チャンピオンは、眼中にない様子だが。

「最近やったばかりなので、そう思われても仕方ないなと」

――松谷チャンピオンと戦った後に取り組んできた課題などは?

「身長差もあるので、しっかり自分のリーチとスピードを活かした練習をやってきました」

――前回の大西日和戦での収穫は?

「一回勝った相手に、もう一回やることになったので、追われる立場がいい経験になりました。これまで追いかける立場だったので」

――松谷チャンピオンに勝つには?

「きつい練習もそうですし、一番は気持ちかなと思います」

――勝てる自信の根拠は。

「一度負けているので悔しい気持ちとか、本気で奪い取ろうと思っています。気持ちの面が大きいです」
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