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皇治推薦の平山迅が参戦!「KOで勝たなかったらファイトマネーなしでいいです!」(平山)=7.13 K-1福岡

 7月13日(日)に福岡・マリンメッセ福岡B館で開催される「ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 DONTAKU」の記者会見が、17日に都内会場にて行われ、追加対戦カードが発表された。

 既報のようにK-1スーパー・ウェルター級では、平山迅(日本/TEAM ONE) がKO-TA BRAVELY(日本/BRAVELY GYM)と対戦する。会見には平山とTEAM ONE代表を務める皇治も登壇して、それぞれがコメントした。

 平山は、真っ向勝負で打ち合い、倒すか倒されるかの試合を信条とする“反逆のハードヒッター”。20年9月、2度目のK-1大阪大会出場で不可思から通算3度のダウンを奪う圧勝劇。21年5月には佐々木大蔵が保持するKrushスーパー・ライト級王座に挑むも王座獲得はならなかった。12月には3度目となるK-1大阪大会出場が決まり、ヴィトー・トファネリと対戦予定だったが、自身の膝の怪我により欠場となった。2022年7月、Krush後楽園大会で川﨑真一朗からKO勝利を収めた。以後、皇治のもとで練習を積み、様々な団体で試合を経験した。

 以下、平山と皇治のコメント。
――試合への意気込み。

平山「TEAM ONE、NARIAGARIから来た平山です。今のK-1は、ホンマにおかしない? 反乱軍が出来たりとか。まあ、それはいいんやけど、反乱するところを間違えて変な団体に反乱したり。目的がバラバラで、K-1の熱さや男臭いところが感じない。

 俺は2年前にK-1を抜けて、NARIAGARIを盛り上げるためにいろんな団体のタイトルに挑戦したけど、実力不足でとれなくて。でも俺はK-1好きなんで見ている中で、情熱や男臭さを感じなかった。それやったら、おっさんの俺やけど、それを出すために参加しました。

 相手は、無敗でホームのチャンピオンで初めて相手の黒星をつけようと思っています。見に来ている人は非日常的な試合を期待していると思うので、KOで勝つところを見せたいと思っています」

皇治「自分は福岡でK-1やるということで、何かお手伝いしようと思ってきました。平山迅は、僕と同い年で一緒に地方から頑張ってきて、K-1やめてから3回タイトルマッチに挑戦しましたが悔しい思いをしてきました。タイでも試合をしていて。みなさんが思っている以上に練習では強くて、なかなかそれが出せずにいます。

 それで9月にNARIAGARIを開催するんですけど、K-1があるんですよね。しかも9月7日なんでK-1と同じ日なんです。平山をNARIAGARIにと思っていたんですけど……。なんか、70kgの世界トーナメントをやるんでしょ?」

宮田P「まだ発表はしていませんが、最終調整中です(汗)」

皇治「調整中ならやるでしょう。で、平山を出してもらおうと思って。36歳の年やと言われているやつが優勝したら、めちゃくちゃ夢があるじゃないですか。平山は一番K-1で苦しんでいる選手やないですかね。僕よりも先にK-1へ出ていますから。ぜひ、目標を叶えさせてやりたいと思います」

宮田P「勝ち方にもよりますね」

平山「その勝ち方なんですけどね。俺はK-1やKrush時代から信条的に倒すか倒されるかでやってきて。今はK-1を抜けてNARIAGARIを代表してやってきて、KOで勝たないと次につながらない。KOで勝てなかったらファイトマネーいりません。それで、どうですか? この意気込みは?」

宮田P「負けたら」

平山「もちろん、いりませんよ」

皇治「平山がKOで勝ったら、宮ちゃん坊主になってよ」

宮田P「自分がいいことないじゃないですか!でも、70kgの日本人は少ないのでアピールしていくことも必要ですね」

――70kg級は強豪外国人が揃っているが、自信は?

平山「もちろん、ありますよ。あるから、こうして70kgで殴り込みにきたわけだから。僕がK-1やKrushで試合をした時は65kgでやっていましたけど、最初は70kgでやっていましたので問題ないです」

――やりたい外国人選手は。

平山「誰でもいいですよ。強い外国人選手ならば誰でも。今のK-1は知らないので、昔から強い奴とやってきましたので誰とでもいいです」

――反乱軍のことを批判していたが、何が気に入らない?

「宮田さんが嫌いで反乱するならばね、本当に潰したいのであれば他のところと喧嘩しないで宮田さんとやればいい。それで男やったら、仲間を集って反乱するんじゃなくて、己一人でやってほしい。俺がこうして戻ってきた身としては、自分が盛り上げようと思っていますし。水かけてみたりとか。正々堂々と強さを見せてほしいです」

――皇治選手は、レオナ・ぺタス選手とXでやり合っているが。

皇治「やり合っていないですけど。やらせですからね、反乱軍。宮ちゃんとあいつらの。僕の目の前にきたら、RIZIN見たらわかると思うけど、なんやムニョムニョ言ってストリップショーするだけやから。やらせやから、ああなる。あとはボランティアですね。彼は僕から絡んでいると言っていますけど、僕からやったことは一度もない。ずっと僕に絡んで何かしたいんでしょうけど。僕がやってきたように喧嘩したいのならば、RIZINに来てやればいいんですよ。それだけなんですよ。僕をK-1へ呼びたいならば、ファイトマネーを払ってくれれば、いつでもどこでもやりますよ」

――ギャラ次第でやると。

皇治「僕はプロなので、もらえればちゃんとやります」

――レオナ選手は逃げていると言っているが。

皇治「どちらがやねん。お前が一人で絡んできて、ようできへんで。何が怖くてお前から逃げるねん。僕に得がない。リザーブファイトに出ているような選手に喧嘩を売られても。あとはお金だけです」

――かつて対戦したシナ・カリミアン選手がRIZINでMMAの勝利をあげたこと。

皇治「凄いですよね。試合は見ていないけど(笑)。総合の選手に勝って、素直に凄いなと。でも、シナ・カリミアンに負ける気持ちが分からへんけど」
――平山選手は、皇治選手から練習で実力を出し切れていないと言われたが理由は?

平山「しょうもないプライドが出ていたんだと思います。でも、もう失うものは何もないし。今は一番強い存在で仕上げているので、期待してほしいです」

――かつて戦ったアビラル・ヒマラヤン・チーター選手がKrushチャンピオンになったが。

平山「世界トーナメント決勝でアビラルと戦って優勝したら、めちゃくちゃ夢がある。このおっさんがリベンジはたしたらドラマがある。全然やりますよ」

――K-1に戻ってきたのは、忘れたものを取り戻したいから?

「そう。今のK-1はイケメンも多いし、ビジュアルは揃っている。でも男臭いところを見せたい。おっさんが活躍しているところを見せれば、同年代にも勇気が出るかなと」

――皇治選手、この試合の見どころは?

皇治「彼はベルトを獲ったことがなくて、それに協力したい。K-1のベルトが獲れる可能性があるというのは、こいつの持っている運だと思うし。70kgは魔裟斗さんの階級。魔裟斗さんの一番のファンは、こいつなんです。入場とか真似したり。結果を出して魔裟斗さんのYouTubeチャンネルに、こいつを呼んでほしいですね」

――福岡大会を盛り上げるために何かするか?

皇治「前日にお姉ちゃんの店に飲み行きますよ!まあ、何か盛り上げますよ(笑)」
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