5月18日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)で開催される「Krush.174 ~in OSAKA~」の[Krushライト級/3分3R・延長1R]に出場する龍翔選手のインタビューを公開!
──今回、大阪大会でKrush初出場となりました。最初にオファーを聞いた時はどう思いましたか?
龍翔 去年DEEP☆KICKの王座決定戦で負けて、今年もDEEP☆KICKで上を狙っている時にちょうど声がかかったので、復帰戦やし、いい試合なんかなと思いました。大阪で試合できるし、初めてのK-1 GROUPの大会なんで、ありがたいなと。
──今はDEEP☆KICKで上を目指していたところだったわけですね。その相手が弘輝選手ですが。
龍翔 もちろん知ってたんですけど、交わることのない選手なのかなと思って見てたので、受けてもらってありがたいなという感じでしたね。
──弘輝選手については、どんな印象ですか?
龍翔 アグレッシブで、倒しに行ってるような選手なので、オモロい試合にはなるのかなって思いますね。せっかくのKrushなので、もちろん倒しに行こうかなと思ってます。
──倒すパターンもいろいろ考えている?
龍翔 そうっすね。弘輝選手がいつもみたいな戦い方をしてくれるのであれば、パンチが当たったりするのかなとか思ったりしてますね。前に出てきてくれれば。あとはローキックには注意したいと思います。
──弘輝選手はKrushライト級では、ずっと上位グループにいる選手です。名前もある選手なので、ここで勝てばKrushライト級の中でも大きいとは思うんですが。
龍翔 そうですけど、今は自分が目指してるものがあるので、って感じですかね。あと、篠原悠人選手とは僕がプロになる前から知り合いで、何年か前からずっと一緒に練習してるので、そうなると同じ団体の同じ階級になってしまうので、それぞれで上を目指そうかというのもあって。
──BLACK☆Jrというジムの所属ということですが、練習環境はどんな感じですか?
龍翔 一番メインは自分のジムですけど、正道会館総本部に練習に行かせてもらっていて、湊谷トレーナーにも教わっています。
──あと、TATSUTO GYMというのもあるんですね。
龍翔 はい、それは僕が今出してるジムですね。BLACK☆Jrと同じ場所でやっていて、同じチームって感じですね。僕はそこでジュニアに教えてます。
──ジムの代表もやりながら選手もとなると、大変なのでは?
龍翔 いえ、ウチの母親も教えてくれてるので、そのへんは全然大丈夫です。母は昔から空手の師範をやっていて、BLACK☆Jrの代表なんですよ。だから物心ついた時から母に空手を教わっていて。
──そうなんですね。そこからキックを始めるまでずっと?
龍翔 途中で一時期、バスケットボールの選手を目指してた時期もあったんですよ。小学校高学年から高校卒業までは、ほぼずっとバスケでした。週に1回ぐらいキックボクシングもちょっとやってましたけど。それで高校卒業ぐらいにキックでプロデビューという感じですね。
──空手もバスケもというと、スポーツ万能だったんですね。
龍翔 まあ、運動はできる方だと思います。
──キックでプロデビューしてからここまではどうですか?
龍翔 計量失敗もしましたし、そんな楽な道のりではなかったかなっていう感じですね。ただ、打たれ強さとかは空手仕込みのものはあるのかなって思います。
──今、課題に感じていることというと?
龍翔 もちろん強くなるのもそうですけど、やっぱり知名度も大事なんかなっていうのは最近思ってるんで、そのへんももうちょっと頑張っていきたいなというところですね。その意味でも、弘輝選手っていうのはいい相手だなと思ってます。ここで名前のある弘輝選手を一発食って、知名度を上げたいですね。
──では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
龍翔 せっかくいただいたチャンスですし、もちろんKrushらしい、倒し合いするような試合をするので、そこをしっかり見ておいてほしいなと思います。
──分かりました。ありがとうございました!