1月26日(日)後楽園ホールで開催される「Krush.170」の[Krushバンタム級/3分3R・延長1R]に出場する林佑哉選手のインタビューを公開!
──昨年、2024年はKrush1月大会でK-1 GROUPに初参戦して、4戦3勝(2KO)1敗という結果でした。ご自分としては、昨年はどういう年でしたか?
林 簡単に言うと、一気に上がっていって、一気に落ちてという年ですかね。いろんな経験はできました。
──「落ちた」というのはのはやはり7月の黒川瑛斗戦での敗北ですよね。ただその後、心直戦では復活KO勝利していますが。
林 そこはすごくよかったんですけど……2025年につながる試合になったかなとは思います。
──一昨年からK-1ジム大宮の所属になって練習環境も変わって、そういう意味では試合結果以外の部分でも、かなり手応えはあったんじゃないですか?
林 そうですね、練習環境だけでなく、生活とか全ての環境が大きく変わっているので。だから、すごくいい方向に向いていると思います。試合の戦略は姜宗憲代表が立ててくれて、フィジカルは井上寛基トレーナー、ボクシングは飯田幸司トレーナーがいるので、これ以上ない環境でやらせてもらえてるなと思います。
──それぞれ専門のトレーナーがいるというのは大きいですよね。
林 そう思います。アメリカのATT(アメリカン・トップチーム)なども一つのジムにまとまってるじゃないですか。世界を目指すにはそういう環境が必要だと思うんですよね。そういう面でもすごくいい環境だと思います。
──その環境の中で、今年はどうしたいと思っていますか?
林 今年はもう必ずKrushのベルトを獲りたいです。あとはしっかり結果を出して、もうちょっと知名度を上げていきたいですね。
──というところで、今年1戦目が白幡裕星選手です。昨年の王座決定トーナメントでは決勝まで行った選手ですが。
林 白幡選手にしっかりKOで勝ってタイトルに挑戦して、黒川選手にリベンジさせてもらえたらと思っています。白幡選手に勝てば、その次がタイトルマッチでもおかしくないと思うので。
──その白幡選手ですが、ファイターとしてはどういう印象ですか?
林 他団体の時から強いなって思っていた選手で、テクニシャンですよね。蹴り中心で蹴りの種類が多いし、タイミングとかの面が上手だと思います。
──逆に倒す力、フィニッシュ力みたいなところでは、林選手が上回っているのかなと思うんですが、そこに関しての自信は?
林 そうですね。そこはしっかり数値として、KOの数で出ているので。しっかりと倒せる武器があるのは僕の方だと思っています。この期間で、どの局面もしっかり想定しながら練習してきたので、パンチは当てられると思います。
──先ほどジムの環境の話が出ましたが、トレーナー陣に加えて稲垣兄弟をはじめとして、ジムメイトとの練習もかなり充実しているのでは?
林 はい。今は松本和樹選手も移籍してきていて、今回はサウスポーということで松本さんにもずっと付き合ってもらって、シミュレーション練習みたいな感じでやっていました。(稲垣)柊君は、すごく先に進んでいるし、ジムの仲間ではあるんですけど、「次は誰だ」みたいな感じで、競争意識がありますね。そういう面でもいい環境だと思います。
──その中で改めて、白幡戦ではどういう試合を見せたいですか?
林 昨年の心直戦は、勝てたは勝てたんですけど、そこで見えた穴もあったので、改善できたところも見せたいですし、ディフェンスもオフェンスも、誰が見てもこの選手は違うなと思ってもらえるような試合をしたいと思います。
──では最後に、改めてこの試合への“決意”を教えていただけますか?
林 この試合、全ての局面で成長した姿を見せて、しっかりKOで倒して、必ずタイトルにつなげたいと思います。
──分かりました。ありがとうございました!