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和島大海、「もちろんKOで勝ちます」復活へ気合い!MAX王者ストーヤン「リスペクトあるがKOを狙う」=12.14K-1WGP前日計量&会見

 12月13日(金)都内にて、明日に開催を控えた『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』の公開計量と前日記者会見が行なわれ、5部構成の4部ではK-1スーパー・ウェルター級で対戦するストーヤン・コプリヴレンスキーと和島大海、-71.5kg契約で顔合わせとなったカスペル・ムシンスキとバレンティン・マヴロディンの4名が登壇した。

 4名の詳細と会見コメントは以下の通り

[第15試合/スーパーファイト/ K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)
vs
和島大海(日本/月心会チーム侍)

 ストーヤンは、今年7月のK-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント準々決勝で、ケガで欠場となったオウヤン・フェンの代わりに出場してブアカーオ・バンチャメークからダウンを奪い判定勝ち。続く準決勝はデング・シルバを下し、決勝はヴィクトル・アキモフをKOしてK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント王者となった。10月は小田尋久のパンチに苦しみダウンの応酬となるも、延長判定勝ちを収めた。

 和島は、昨年12月のオウヤン・フェンとのK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチで2RKO負けを喫し、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座から転落。今年3月のK-1 WORLD MAX一回戦でダリル・フェルドンクにもKO負けし、崖っぷちの状態に。だが10月はキム・ジュンファを1RKOで下して完全復活をアピールしたばかりだ。

■ストーヤン・コプリヴレンスキーのコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「素晴らしいトーナメントがあるイベントに出ることができて嬉しいです。仕上がりいいし、いいパフォーマンスを出せると思います。相手の和島選手は経験豊富なので、素晴らしい試合になるでしょう」

――素晴らしい仕上がりに見えたが、どんな試合になりそうか?

「KOを目指して試合に臨みたいです。和島選手をリスペクトしていますが、試合ではKOで勝ちたい」

――ムシンスキとの再戦について。

「今は明日の試合に集中しているので、来年のトーナメントでどうなるか考えたい」

■和島大海のコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「しっかり準備をしてきましたので、明日はそれを出すだけです。ストーヤン選手が強いのは知っていますし、向かい合っても強いと思いました。でも、明日は僕が勝つので応援をお願いします」

――素晴らしい仕上がりに見えたが、どんな試合になりそうか?

「もちろん、僕がKOで勝ちます!」

――相手はMAX世界王者、穴は見えているか?

「強い選手だと思いますが、自分が勝てる部分はあります。勝ちに行きます」
[第14試合/-71.5kg契約/3分3R・延長1R]
カスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)
vs
バレンティン・マヴロディン(ルーマニア/DORU TEAM BRAILA)

 ムシンスキは、K-1出場を待ち望んでいた“執念のラストマン”と呼ばれるポーランドの強豪。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦へ初出場すると優勝候補のストーヤン・コプリヴレンスキーからダウンを奪い勝利を収め、決勝ラウンドへ駒を進めた。準々決勝ではプレスをかけ続けてゾーラ・アカピャンから勝利するも、準決勝はケガで欠場に。ストーヤンとの再戦が期待されるファイターだ。

 マヴロディンは、“ルーマニアのハリケーン”と呼ばれ、これまでDFS、ISKA、COLOSSEUMと3つのタイトルを獲得してきたが、本格的にその名が広まったのは、24年6月にルーマニアで開催された「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」のジョーイ・クリエンバーグ(オランダ)戦だ。ガードを固めてプレスをかけると、左右のフック連打で1RKO勝ちを収めた。一度回転が始まると止まらないラッシュは、まるで“地獄のハリケーン”。K-1 MAX-70kgに新風を呼ぶことができるか注目が集まる。

■カスペル・ムシンスキのコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「日本に戻ってこれて嬉しく思います。今回で、3回目の来日なんですけど、こういう形で参戦できることが光栄です。子どもができてモチベーションが大きくなっていますが、家族やみんなのために戦って勝ちたいと思います。しっかり準備をしてきて、ISKAチャンピオンが相手なので、いい試合をした選手にボーナスを出してほしいです」

――ストーヤンとの再戦について。

「前回は自分が勝ちましたけど、試合は何が起きるか分からない。もう一回やったら、どうなるかは分からないですね。でも今は、明日の相手のことだけに集中しています。また戦う機会があれば、全力で戦いたいです」

■バレンティン・マヴロディンのコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「こんな素晴らしい舞台に出場できることが嬉しいです。まだ20歳なんですけど、日本へ来てこんな舞台に立てることが嬉しい。相手に関しては、強い相手。すごいチャレンジになる。でもチャレンジ大好きなので、全パワーで戦います」
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