12月7日(土)、都内にて、12・8「Krush.169」後楽園ホール大会の前日計量と会見が行われた。現在、Krushではライト級の争いが激化し、最激戦区と言われているが、今大会でも同級の注目カードが2試合組まれている。第10試合の伊藤健人vs児玉兼慎、第9試合の西京佑馬vs古宮晴の2試合だ。会見に臨んだ4選手は、それぞれ試合への意気込みをこう述べた。
古宮「明日は一瞬で決まるような緊迫感ある試合をして勝ちます」
西京「明日は緊張感のあるいい試合ができるかなって思います。その上でしっかり勝ちます」
児玉「ここまで充実した毎日を明日のために送ってこれたので、明日は今年最後のKrush、自分にとってもいい日になるかなと思っています」
伊藤「明日は最高のカードが揃ってるので、2024年ラストのKrush、ぜひ会場まで見に来てください」
質疑応答ではまず、「明日のために一番やってきたことは?」という質問が。これに4選手はこう回答。
古宮「対策ももちろんですけど、自分の弱点などを埋める練習をやってきました」
西京「前回と変わらず、いつも通りしっかり練習積んできて、その上で対策もしっかり積んできました」
児玉「対策もそうですけど、自分自身のレベルアップをしてきて、レベルが上がったかなと思っています」
伊藤「やってきたことは4人とも変わらないかなと思うんですけど、この4人の中で、ライト級の中で一番になる練習をしてきました」
そのライト級の中で、自分が「ここなら一番」と思える点は?との質問に、4人はこう回答。
古宮「僕は(難聴で)耳が聞こえないんですけど、試合中は全く聞こえてなくて、ポジティブに考えてそこは自分だけの武器かなっていうのはありますね」
西京「蹴りとかスピード、テクニック面もそうだし、倒す時のインパクトの大きさとかも自分はこの中でも一番だと思います。明日もライト級2試合の中で、というか全体の中で一番インパクトが残せるようなKOができたらいいかなと思います」
児玉「実力もそうなんですけど、一番自分が『Krush』を見せられるなと。あとこの4人の中で、一番Krush愛は強いと感じてます」
伊藤「Krushという舞台で試合させていただいてる使命感であったり覚悟であったり、Krushという試合を体現できる覚悟は自分が一番あるかなと思ってます」
この会見、児玉は上半身裸にファーのコートという出で立ちで登場。その真意を問われると「まずはせっかくのこういう場なんでというのと、僕が派手なことをすると、すごく宮田さんが喜んでくれるので」との答え。それに対し宮田Pは値段などを尋ね、興味津々の様子。一方の伊藤はスポンサーでもある「Noah」でフルオーダーしたスーツをビシッと着用し、ファッション面では実に対照的。宮田Pはこちらにも「僕もスーツを作ろうかなと思ってて」と関心を示していた。
続いて宮田Pは、改めてライト級への期待を熱弁。「本当に来年はライト級が大爆発しますから」と予告。「それに向けてどうアピールしたいか」との質問に、4人はこう答えた。
伊藤「その勝負はこの試合から始まってるとずっと思ってたので、それも織り込み済みで、この試合に全てかけてきました」
児玉「同じです」
西京「来年の『面白いこと』にぜひ参加したいですし、勝ち方次第みたいな話もあったので、しっかりインパクトある勝ち方をしようかなと思います」
古宮「一戦一戦を見ているので、来年のこととかはまだ考えてないですけど、自分の可能性とか、そういうのも含めて見てほしいです」
最後に4人はファンへのメッセージとして、会見をこう締めた。
古宮「明日は一瞬で決まるような、壊しの試合をします」
西京「しっかり倒して勝つので、見逃さないようによろしくお願いします」
児玉「明日は今年最後のKrushで豪華なカードが並んでますけど、その中でも、セミファイナルに選んでもらったので、入場から試合まで盛り上げて、しっかり明日の大会のセミファイナルの仕事をしようと思ってます」
伊藤「明日の試合も全身全霊でリング上で戦うので、ぜひその熱を直接会場で見に来てください。まだチケットは多分あると思いますので、ぜひ会場までお越しください」
戦国状態のライト級、この4人の中から飛び出すのは誰だ!?