「K-1甲子園&K-1カレッジ2023」9.3(日)新宿 小浜桃奈さんが公開練習でしなやかな蹴り技を披露「蹴りを綺麗に決めたい」当日は大久保琉唯がセコンドでサポート
空手経験者でもあり、小学5年生の時に松濤館流の型の部で全日本強化選抜選手にも選ばれた腕前を持つ小浜さんは、ミットを持った初代Krushフライ級王者・大久保琉唯を相手にしなやかなパンチと蹴り技を披露。ほぼ休憩なく1分2Rをこなし、公開練習を終えても「まだ練習していいですか?」と延長戦を要求するストイックな一面を見せた。
「K-1甲子園のお仕事に関わってから、大阪での西日本予選を見た時に、甲子園以外のアマチュアの試合を色々と見させていただいたんです。そのなかで女子選手たちが試合で頑張っている姿を見ると、昔空手をやっていたことを思い出して『私ももう一回やりたいです!ぜひ次は試合に出させてください』と冗談交じりに言ったら、エキシビションという形で試合が決まって嬉しかったです」
小浜さんとともに「K-1甲子園2023&K-1カレッジ2023」PR大使を務める大久保も「(ミットを受けて)攻撃が強かったのでビックリしました。空手経験者といってもブランクがあるのに、あれだけ動けて1分2Rでも全然バテないのは凄いなと思いました」と、小浜さんの攻撃力とスタミナには驚いたという。
「菅原選手が両国国技館に出た試合を会場で見ているのですが、そういう選手と戦っていいのかな? という気持ちがあります。でもこんな機会は絶対にありません。ボコボコにされるかもしれないので怖さや緊張もありますが、楽しみたいと思います。菅原選手は9月10日に試合があって、1週間前に私との試合に出てる場合じゃないはずなのに、今回出てくれるということで、本当に感謝してます」とやる気は満ちている。
どういった技を当てたいかと聞かれると「私は組手でいつも蹴りでポイントを取っていたので、蹴りを綺麗に決められたらと思います」と小浜さん。大会当日はセコンドも務める大久保は「ぜひ菅原選手にも蹴りをパッカーンといってほしい!」とエールを送った。
今回手応えがあれば「1年間練習して3分3Rやりたいは思っています。来年まで頑張ります」と小浜さんは継続参戦にも前向きで「まずは今回のエキシビションマッチ。応援サポーターとしてリングで喋っているくらいの私しか知らない方にも意外と動けるんだなと思ってもらえるように、一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします」と2週間後の本番に向けて意気込みを語った。