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「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜 バンタム級王者・黒田斗真、王者としての初陣で“アラブの神童”と激突!「バンタム級4試合、全選手合わせて圧倒的なテクニックの差と倒して勝つところを見せる」

 4月14日(金)都内にて記者会見が行われ、6月3日(土)横浜武道館「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023」の対戦カードとして、バンタム級4試合が発表された。

黒田斗真vsラマダン・オンダッシュ
池田幸司vsペットモンコン・スーンキラーフォイトム
壬生狼一輝vs白幡裕星
大久保琉唯vs齊藤龍之介

 今K-1バンタム級注目カードが4試合決定した。K-1バンタム級は、2年前の2021年5月横浜武道館大会での「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」から本格的にスタート。このトーナメントでは黒田斗真が圧倒的な強さで優勝を果たし、日本最強の座に就いた。

 このトーナメント以降、K-1・Krushではバンタム級が一気に活性化し、昨年からはムエタイ軽量級の大物・石井一成が電撃参戦。12月には初代K-1バンタム級王座決定トーナメントも行われ、日本最強決定トーナメントに続いて黒田が優勝し、初代王座に就いた。

 K-1中村拓己プロデューサーは「横浜武道館は2年前にK-1バンタム級が始まった場所。あれから2年でバンタム級は一気に選手層が厚くなり、盛り上がりを見せる階級になった。また横浜武道館で大会をやることになったら、是非バンタム級の選手たちに出てもらいたいと思っていた。今回は現役のK-1王者&Krush王者が並び、現在のバンタム級を見ていただきたい」と、今大会でバンタム級の試合を並べた理由を明かした。

 今回がK-1王者としての初陣となる黒田はレバノンのラマダン・オンダッシュと対戦決定。ラマダンは若干16歳ながらアマチュアで100戦以上を誇り、SNSやYouTube上で天才・怪物と紹介される"アラブの神童"。この試合に向けて「今回の試合ははっきり言って“楽勝”だ。僕が9歳のときに初めてタイで試合をしたとき、タイ人はみんなびっくりしていた。今回もそれと同じことが起きると思う」とコメントしている。

 バンタム級の試合が並ぶなか、王者としてリングに立つ黒田は“KO勝利”を掲げ「チャンピオンになってから初めての試合なので、しっかりチャンピオンにふさわしい試合にしたい。バンタム級4試合、全選手合わせて圧倒的なテクニックの差と、今回は倒すことがテーマなので、倒すところを見て欲しい」とチャンピオンとして格の違いを見せるつもりだ。

黒田斗真
「チャンピオンになってから初めての試合なので、しっかりチャンピオンにふさわしい試合にしたいと思っています。ここ最近KOがないので、しっかりKOしてチャンピオンにふさわしい試合をお届け出来たらと思っています。(対戦相手の印象は?)16歳なので、勢いはあるかなと思っています。コメントで9歳の時の話をしてますけど、いつの話をしてんねんって感じです。今回の相手に限らず、横浜大会は必ずKOしようと思っています。

(バンタム級4カードが並ぶ中で、自分のどこをアピールしたい?)この4試合、全選手合わせて圧倒的なテクニックの差と今回は倒すことがテーマなので、倒すところを見て欲しいです。(今後バンタム級を盛り上げていくためには?)ここを圧倒的に勝って、K-1とRISEが対抗戦をやっていると思うけど、僕もRISEのチャンピオンを大﨑(一貴)選手とやりたいと思っているので、いつかできたらと思います。(白幡から華のない、オーラのないと言われて)僕も前のKrushの解説をしたときに初めて試合を見たので、あまりわからないですけど、まあかかってこいよって感じですね」

ラマダン・オンダッシュ
「初めての日本、そしてK-1で試合ができることをうれしく思う。今回の試合ははっきり言って“楽勝”だ。僕が9歳のときに初めてタイで試合をしたとき、タイ人はみんなびっくりしていた。今回もそれと同じことが起きると思う。お楽しみに!」
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