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「K'FESTA.6」3.12(日)代々木<インタビュー>神保克哉「俺は75kgに階級を上げて負けなしなんで、このまま無敗でベルトを獲ります。で、75kgを“黄金のミドル級”と呼ばれる階級にします」

 3月12日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K'FESTA.6~」の[K-1ミドル級/3分3R・延長1R]でヴィニシウス・ディオニツィオと対戦する神保克哉のインタビューを公開!

──前回の試合は昨年9月K-1横浜大会での松倉信太郎選手との試合でした。劇的なKOで因縁の相手に勝利されたわけですが、振り返ってみていかがですか?

「あれは本当に気持ち良かったですね。で、結構いい試合したじゃないですか? なんで俺『K-1 AWARDS 2022』のベストバウトに選ばれなかったんだろう、受賞しなかったんだろうってずっと根に持ってますよ」

──それくらい自分が思い描いていた通りにできた試合だったんですか?

「そうっすね。その試合も含め、去年は自分が思っていた通りに事が運んだかなって思っています。(松倉戦は)絶対にKOで倒してやろうと思っていて実際に倒せたし、そっから階級も設立してもらったんで、これも思い描いていたのが上手くいったっすよね。去年はなるようになったかなと思っています」

──そしていよいよ今年から念願だったミドル級がスタートします。どのようなお気持ちですか?

「いやいや、遅えよって(笑)。俺が『75kgを作ってくれ』って言ってから2年ぐらい経っているじゃないですか。で、やっとできたと思ったらベルトもないし、もっと遅えよって言いたいっす(笑)。まぁ、階級ができたことは単純に嬉しかったです」

──今回はヴィニシウス・ディオニツィオとの対戦になりました。どのような印象をお持ちですか?

「全然知らないっす(笑)。何も情報がないっす。未知っす。逆に未知過ぎて怖いっすよね」(※カード発表記者会見後に取材)

──神保選手が対戦したこともあるダニロ・ザノリニ選手が率いるブラジリアンタイの選手ですよね。

「例によってあんな感じの戦い方っすかね。これからちゃんと映像を見て戦略を練ります」

──では、対策とかはこれからということですね。前回の試合から半年くらい間隔が空くことになりますけど、その間はどんなことに取り組んできたんですか?

「自分がチャンピオンになることしか考えてなかったんで、とりあえず練習だけは休まないようにしていましたね」

──神保選手がこのミドル級で見据えているものもあると思うんですが、今後に関してはどのようなプランを思い描いていますか?

「俺、階級を上げてから負けてないんですよ。だから次も負けられないし、周りからもそういう奴だと思われているんで、このまま負けなしでいきたいですね。トーナメントもやるとなったら優勝して、このままチャンピオンになりたいなって、それは強く思っていますね」

──無敗のままミドル級のK-1王者になると。

「はい。ミドル級で無敗のままベルトを巻きたいです」

──そのミドル級にベルトを作るのもトーナメントを開催してもらうのも、やはり盛り上がってこそだと思うんですが、現状のK-1は軽量級が中心ですし、重量級も知名度のある選手が増えてきました。ミドル級はその間に挟まれた階級で、松倉選手も「影が薄い」と言っていました。今後、どのようにして盛り上げていきたいって考えていますか?

「昔のK-1では70kgでしたけど“黄金のミドル”って言われてたじゃないですか。俺はそれを復活させたい。今のK-1でも“黄金のミドル級”と呼ばれる階級にしたいっすね」

──そこを踏まえて今回はどんな勝ち方を見せたいですか?

「KOです。で、派手にというよりはトーナメントを見据えた倒し方をしたいっす」

──ちなみに松倉選手も今大会でYOHAN選手との試合が組まれています。ミドル級2試合が並ぶことになりましたが、そこは意識していますか?

「もちろん彼のことは意識していますよ。前回は俺が勝ちましたけど」

──今後ベルトを狙っていく中で、やはりライバル的な存在として認識していますか?

「もちろん、もちろん。彼も気持ちが強いので、トーナメントをやったら上がってくると思っているし、もう試合をやらないっていうことはなさそうなんで、そう思っていますよ」

──分かりました。では、最後に2023年の目標を教えてください。

「2023年の俺の目標は気合いですね。2023年も俺の気合いを見ててくれっていう感じです」
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