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「Krush.146」2.25(土)後楽園 若き実力者・白幡裕星がKrush初参戦!バンタム級で仕切り直しの吉岡ビギンが迎え撃つ「再出発の一戦、ここで負けたら意味がない」(吉岡)vs「吉岡選手を踏み台にしてやろうと思います」(白幡)

 1月17日(火)都内にて、2月25日(土)「Krush.146」の第1弾カード発表会見が行なわれた。

 王者・池田幸司vs挑戦者・松谷桐のタイトルマッチが行われるバンタム級で元同級王者・吉岡ビギンvs初参戦・白幡裕星の一戦が決まった。吉岡は2020年に開催された第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントを制して、Krushバンタム級王座を戴冠。しかし計量オーバーにより王座剥奪となり、スーパー・バンタム級に転向したものの、そこでも計量オーバーになるなど体重のコントロールに苦しんできた。

 そこで一念発起し、かつて王者となったバンタム級への再転向を決意。会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーからは「最初に『またバンタム級で試合をしたい』と申し出があった時は『辞めた方がいい』と伝えたのですが、吉岡選手から『バンタム級(53kg)まで体重を落とすので見てください』と連絡があって。11月のKrush後楽園大会の前日計量の時に自主的に減量して、バンタム級(53kg)まで体重を落としてきたんです」というエピソードが明かされ「僕もそれを現場で見て、吉岡選手のバンタム級で戦う覚悟を感じて、この階級で試合を組むことに決めました」と吉岡のバンタム級での再起について説明した。

 対する白幡は今回がKrush初参戦となるが、元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・元MUAY-THAI OPENスーパーフライ級王者の肩書を持つ20歳の若き実力者。今回からK-1ジム総本部チームペガサスに移籍し、満を持してK-1 JAPAN GROUPに乗り込んでくることになった。

 会見で「自分は元々バンタム級でやっていたのですが、タイトルマッチで計量オーバーしてしまい、スーパー・バンタム級で試合をして。ファンの人からするとバンタム級から逃げてスーパー・バンタムに上がったと思われるので、もう一度バンタム級で戦おうと思いました」とバンタム級での出直しの理由を語った吉岡。「白幡選手はKNOCK OUTやREBELSで活躍し、他団体でチャンピオンになっている本当に強い選手だと思います。今回はバンタム級に下げて最初の試合といえば最初の試合なので、ここで負けていたら意味がない」と必勝を誓う。

 一方の白幡は「他団体からK-1バンタム級のベルトを獲りに来ました。今回初参戦で元チャンピオンが相手ですけど、踏み台にしてやろうと思っています」と、堂々と参戦の意気込みを語る。「K-1 JAPAN GROUPで今戦いたい選手が3人います。そこにたどり着くように今回勝つのは当たり前なんですけど、年内でK-1バンタム級の挑戦権を獲得できるように、インパクトを残す試合をしたいと思います。僕はバンタム級を大きく動かす選手になるんで、応援よろしくお願いします」と、強豪ひしめくこの階級にさらなる衝撃をもたらすことを宣言していた。
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