「Krush.145」1.21(土)後楽園＜インタビュー＞大野祐志郎「格闘技の根本は“闘い”であり“闘争”、そこにポイントアウトはない。Krush・壊しの舞台で全員ぶっ壊します」
――2023年最初の試合で第9代スーパー・ライト級王座決定トーナメントへの出場が決まりました。
「このトーナメントは自分が優勝してベルトを獲ると確信していて、『絶対に獲るのは俺やな』って自信を持っています」
――最初にオファーを受けた時の率直な感想を聞かせてください。
「次どんな試合が来るかなと考えた時に、何かしらベルトに絡む試合を予想していたので驚きはなかったです」
――1回戦で対戦する塚本拓真選手にはどんな印象を持っていますか？
「今回僕は自分の優勝を確信しています。塚本選手の映像を見たりもしましたけど、はっきり言って僕と塚本選手とでは格闘技のために費やしてきた時間が違います」
――トーナメントに出場する8選手のなかで、他の7人と比べて自分が優れている部分はなんでしょうか。
「いま話したように、1日のなかで格闘技に使う時間ですかね。身体を動かすだけが格闘技に使う時間じゃないし、それ以外にも鍛えなあかんところはたくさんあるし、色んなことがトレーニングになります。そう思ったら僕の格闘技に使う時間は誰にも負けないですね」
――トーナメントの勝ち上がりをどう予想していますか？
「周りのトレーナーとは『準決勝で小嶋瑠久選手、決勝で稲垣柊選手かな』と話すことが多いんですけど、僕は一回戦で松本篤人選手が小嶋選手に勝つ可能性もあると思いますね。ああいうタフな選手はやりづらいと思います。そういう意味では僕の対戦相手の塚本選手もタフで似ているところがありますよね。でもK-1・Krushではああいう選手じゃなくて、ちゃんと倒せる選手が勝ち上がらないといけないと思うし、それを僕が教えてあげたいですね」
――確かに大野選手は常に倒すか倒されるかの試合をする印象があります。
「“闘い”ですからね。格闘技の根本は“闘い”であり“闘争”なんで、そこにポイントアウトはないですから。僕は“闘い”を見せますよ」
――今回のトーナメントでどんな試合をしたいですか？
「やるか・やられるかの試合を見せたいですが、自分が“やられる”という選択が出てこないぐらい、僕が一方的に“やる”試合にしたいです。一回戦は難なく勝ちます」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「完結にひと言いわせていただきます。チャンピオンになるのは僕です。Krush・壊しの舞台で全員ぶっ壊します。以上！」