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「Krush.142」10.28(金)後楽園 山崎陽一、愛娘に捧げる復帰後初の勝利!「復帰のきっかけは娘の一言。これからも勝って娘と写真を撮り続けたい」

 10月28日(金)東京・後楽園ホール「Krush.142」の[第5試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]でアラン・ソアレスに1RKO勝利を収めた山崎陽一のバックステージインタビューを公開!

山崎陽一
「(試合を終えた率直な感想)うれしいです。(3年半振りの復帰後、待望のKO勝ちの感想は)いやあ、うれしいだけです。(アラン・ソアレスの印象は?)ちょっと……ないです(笑)。(30秒で一発KO・左フックは練習していた?)自然と出た感じで、狙ったわけじゃないです。(久しぶりのマイクの感想は?)KO勝ちも久々だし、勝ったのも久しぶり。3年引退していたので、よかったです。

(戦前のテーマだった『勝つこと』はクリアしたが)自分が復帰したきっかけが娘で、前回引退したときは練習や試合よりも生まれたての娘との時間がいいというか、練習に集中できなかったんです。早く帰って沐浴したいなとか、娘と一緒に過ごしたい欲が強くなってました。その時は試合が決まっていたんですけど、これはダメだなと思って『この試合が終わったら勝っても負けても引退しよう』と思って引退したんです。。

 そうしたら去年の春くらいに、娘に『パパ、もうやらないの?』と言われて。『何を?』と聞いたら『キック、パンチ』っていうんです。『パパ、もうトレーナーだよ、やってるじゃん』といったら『戦う方!』って。その時は『パパ、やらないよ』と言って、ジムで一人でサンドバックを叩いたんですけど、10秒くらいで『やっぱり(復帰は)ないな』と。でもそれから少し練習しては『やっぱりない』っていうのを半年くらい繰り返して。

 それで去年の秋、娘と二人で散歩している時にも『パパやらないの?』と言われて『パパが勝つところを見たい?』と聞いたら『見たい』と言うんです。娘はそんなに覚えていないと思うし、何の気もなく言ったと思うんですけど、その瞬間に復帰を決めました。ただ自分は38歳にもなるし、住んでいる場所も福島だし、師匠の大宮司さんもいないし、昔の仲間もいない、KIKUCHI GYMでは先生なのでトレーナーもいない。でも何か、今やらないと後悔するなと思って。勝ってリングに娘を上げて写真を撮るというのが夢じゃないですけど、やってやろうと思いました。

(いざ試合を再開して)きっかけは娘ですけど、今は自分のためにやっています。自己満足ですね。勝ってリングに娘を上げて写真を撮りたいって思っているので、あとはそれをやるです。それをできる限りやり続けたいなと。それが強い相手でも大きい舞台でも。勝って娘と写真を撮り続けたいという感じです。

(今日は難しかったが、これからは娘さんとのリング上の写真をコレクションしていくのが大きな目標)それをできる限り続ける感じですかね。(ファンにメッセージ)もうすぐ39歳になるんですけど、城戸(康裕)さんもいますし、白須康仁さんも復帰したんで、若い子たちに負けないようにいい試合をしていくので、応援よろしくお願いします」
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