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「Krush.142」10.28(金)後楽園 赤田功輝、ラウェイ王者・南雲大輝に勝利も猛反省「倒しきれなくて悔しい。全ての技で倒せる選手になって帰ってくる」

 10月28日(金)東京・後楽園ホール「Krush.142」の[第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で南雲大輝に3R判定勝利を収めた赤田功輝のバックステージインタビューを公開!

赤田功輝
「(試合を終えた率直な感想)まず勝てたことはうれしいです。ほっとしているんですけど、KOできなかったと率直に思っていて、今までの試合で一番冷静に戦えて、これ試そうこれ試そうとモモカンとかハイキックとかの技を試したんですけど。それが逆に空回りして、6割7割で攻めちゃいました。自分の武器は10割で攻めることだったと思うので、そこが果たせなかったのが反省点、KOできなかったのが反省点です。

(南雲の印象は?)今までと違ったタイプだったし、ミャンマーラウェイのチャンピオンだったので、独特な怖さはもちろんあって。しかも体操技で倒すとずっと挑発されていて『体操技って何だろう……』と夜眠れなかったりもしてたので、ちょっとそういうところも攻めきれなかった要因だったのかな、見過ぎちゃったのかなと。結局ラウェイサンダーって何だったのかなって思いました。

(1Rは南雲選手のフックをガードして反撃していたが)相手がフックを大きく振って入ってくるのがわかっていたので、チームでそこでガードをしてカウンターでフック、ヒザ、フックやストレートのパンチで返す練習を徹底的にやっていました。本番は狙っていたというよりは体から勝手に出ちゃったというイメージでした。あれはチームで作戦を組んで練習していた技のひとつです。

(2Rでスタンディングダウンをとったが、あの頃はもう攻撃は見切っていた?)そうですね。一発入って効いていたのはわかっていたんですけど、そこからが全然ダメダメで。倒せる、倒そう倒そうと思っていて単調単発になっちゃって結局倒しきれないので、3R終わっちゃってたのが本当に悔しいです。

(一方で3Rはバリエーションのある攻撃を見せたが)技の練習をちょっとしたいなと思っていて。今回初めてハイキックだったりとかモモカンとかヒザの攻撃とかを出して。実践じゃないと味わえない経験ってあると思うので、いろいろ試そう試そうと思っていたら3R終わっちゃって。もうちょっとダウン取った時のパンチのラッシュを前半に持ってきてダウンをもっと取っておけば楽に勝てたんじゃないかなと思います。

(今日の結果を受けて卜部功也会長から言葉はあった?)きびしいというか、インターバルもずっと怒られてて。もっといけるよ、もっといけるよ、何してるの、っていう言葉をもらっていて(苦笑)。試合終わった後もこんなんじゃ上に通用しないよって。自分のためを思ってああいう厳しいことを言ってくれて。本当に大事な存在というか。次に上に行くための言葉を受け取ったので、すぐに練習に取り入れて次は倒しきりたいと思います。

(次の目標は?)今回の試合で僕の新しい戦い方を見せられたと思うので、そこに本来の10割の倒しにいく攻撃を今日見せた新しい技にプラスして、全部の技で全部倒せるファイターになって次の試合に帰ってくるので、次の試合を楽しみにしていてください。強くなって帰ってきます。(ファンへメッセージ)応援ありがとうございました。皆さんの声が聞こえていたし、戦っているときも『この攻撃欲しい』『ハイキック!』という声が聞こえていて、ありがとうと思ってハイキックやヒザを出していたので、僕を助ける思いで応援してくれたら、次の試合もがんばれるので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
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