「Krush.142」10.28(金)後楽園<インタビュー>松谷桐「ただ結果を出すだけではなく“強い”と思ってもらえる勝ち方をしたい」
――試合に向けた仕上がり・コンディションはいかがですか?
「今までやってこなかったボクシングの練習も混ぜているので、前回よりもいい仕上がりだと思います」
――ボクシングジムでも練習されているのですか?
「そうですね。会長(卜部功也)に言われて、ボクシングの練習を強化しています」
――松谷選手はKrushで3戦していますが、このルールで勝つためにボクシング技術は必要だと感じましたか?
「はい。実際に自分がKrushで戦ってみて、それを痛感しました。このルールで強い選手は打ち合いで勝つ選手だし、KOで勝つためにもパンチを磨く必要があると思いました」
――スパーリングで成果を感じていますか?
「ボクシングジムに行くだけじゃなくて、会長からパンチの打ち方を教わったり、K-1ルールに合った戦い方を指導してもらっています。次の試合ではさらにK-1ルールに適応した戦い方ができると思います」
――対戦相手の白幡選手にはどんな印象を持っていますか?
「パンチ力がある印象です。ただ僕もアグレッシブに行きつつ技術を見せて、磨いてきたパンチで勝ちたいと思います」
――前回3月のKrush後楽園大会では野田蒼選手に敗れているので、ここで勝って健在ぶりを見せたいですか?
「一戦一戦大事になると思いますし、ただ結果を出すだけではなく“強い”と思ってもらえる勝ち方をしたいです」
――12月のK-1大阪大会で初代K-1バンタム級王座決定トーナメントが決定しました。同じ階級として率直にどう感じていますか?
「トーナメントに選ばれなかったのは、まだ僕の実力・戦い方がそこまでではないということだと思います。遠回りになったかもしれませんが、同じ階級の選手たちを一人一人倒していって、最終的にK-1チャンピオンになってやろうと思います。もし松谷がトーナメントに出ていたら優勝していたと思わせる試合をしたいし、今この階級の上にいる選手たちには『待ってろよ!』という気持ちです」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「前回はみなさんにいい姿を見せることができませんでした。自分の存在感をアピールする、良い勝ち方を見せたいと思います」