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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<インタビュー>玖村将史「この試合は世界最強に向けた第一歩。“武尊選手の次は誰か?”ではなく“玖村将史のK-1が次のK-1だ”と思わせるような試合をしていきたい」

 9月11日(日)に横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の[-56kg契約/3分3R・延長1R]コンペット・シットサラワットスアと対戦する玖村将史のインタビューを公開!

――6月の「THE MATCH 2022」以来の試合が決まりました。

「今までで一番大きな反響があった大会でした。練習通りできたところはそのまま伸ばして、課題が見つかったところは修正して、あの舞台で経験したことも練習に取り入れてきたので、今まで以上に進化した姿をお見せできると思います」

――実力者・志朗選手からダウンを奪っての勝利でしたが、すぐ試合はしたかったのですか?

「そうですね。今年はコンスタントに試合をしていたいと思っていて、試合が終わって怪我もなかったので、大会が終わって2日後から練習を再開しました。試合直後は、試合の感覚が身体に残っていて、そこで練習するのが一番強くなれると思うんですよ。僕は試合終わりはなるべく早く練習を再開するようにしています」

――今大会ではムエタイ6冠王の超強豪コンペットと試合が決まりました。対戦相手としての印象はいかがでしょう?

「ムエタイルールの試合しかしていないので僕は映像をあまり見ていないんですけど、体幹が強くてK-1ルールもできるファイターだなと思いました。でもここはK-1だし、僕の前ではムエタイが通用しないところを見せたいです」

――自分がコンペット選手より勝っているところはとこでしょう?

「K-1ルールのなかだったら全体的に勝っていると思うんですけど、スピードは比べ物にならないと思います。僕に追いつけないと思います」

――玖村選手は過去にタイ人選手(ペッパンガン・ダウサコン)にKO勝ちしていますが、特に苦手意識はないですか?

「もともと自分のファイトスタイル的にムエタイ選手とは相性がいいなと思っていて、実際やってみたら、そのイメージ通りだったので、タイ人は得意というか、問題ない相手かなと思います」

――公開練習では蹴りが走っていましたが、コンペット相手でも蹴りで勝負したいと思っていますか?

「タイ人に蹴り勝ったら本物かなと。タイ人に蹴り勝ったら蹴りでもトップにいけるということにもなる。パンチでも蹴りでも倒せるのがいいのですが、あえて蹴りを意識してやりました」

――コンペットは今のムエタイのトップ中のトップで、現地では“天才”と言われている選手です。

「僕は世界最強を目指しているし、そういうトップ中のトップとやっていきたいので、やっとその段階まで来れたなと。今回vs世界や世界最強に向けた第一歩だと思っているので、今の自分がどれぐらいの実力で、どのくらいのポジションにいるのか。それを試せる試合なのでめちゃくちゃ楽しみです」

――ずばりどんな勝ち方をしたいですか?

「気付いたら倒れているような倒し方をしたいですね。リアルタイムでは『何で倒れた?』とざわつくような倒し方で、リプレイ映像を見たときに『めちゃ綺麗に入っている!』と分かるような倒し方をしたいです」

――同じ大会にはスーパー・バンタム級王者の金子晃大選手も出場します。やはり金子選手の試合は意識していますか?

「今年中にやり返したいと思っているので、スーパー・バンタム級で玖村将史より強い相手はいないと思わせる試合をして、12月の大阪で(金子との)タイトルマッチを組んでもらってリベンジしたいです。僕と金子選手の試合を見比べてもらって、どちらが強いか。みんなが見て分かるような圧倒的な倒し方をしたいです」

――また今大会も“#K1NEXT”という大会ハッシュタグが設けられており、誰がK-1の次代を担うのか。誰が武尊選手に続くスターになるのかに注目が集まる大会になっています。

「もちろんそこは意識しています。みんな武尊選手の次を狙っていると思うのですが、武尊選手の次は誰か?ではなく、玖村将史のK-1が次のK-1だと思わせるような試合をしていきたいです」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「9月大会は面白い試合がたくさんありますが、玖村将史の試合は他とはレベルが違うところを見せるので楽しみにして下さい」
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