「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<公開練習>大野祐志郎、不可思との激闘派対決を制してトップ戦線へ!「難なく踏み台になってくれるんじゃないかなと思っています」
安保瑠輝也のYouTubeチャンネルの喧嘩自慢の企画から名を挙げ、昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦している大野。30代半ばの年齢ながらKrushの舞台でKO勝利を重ね、昨年12月のK-1エディオンアリーナ大阪大会では憧れの人だった大和哲也との対戦までこぎつけた。
結果は敗れたものの、今年4月の「K’FESTA.5」代々木第一体育館大会でK-1スーパー・ライト級王者になった大和の実力を肌で感じることが出来た。「世界レベルの哲也くんに思いっきり踏み台にされているんですけど、その力量を味わえた、体感出来たのは強みですし、K-1の舞台で全然いけるやんって試合が終わった直後も感じていましたね」と、自信もついた1戦だった。
「その団体でやっている以上、トップを目指すっていうのは絶対に大事なこと」という考えを持つ大野は、当然大和が持つK-1のベルトに目標を定めている。しかし「自分がそこにたどり着くためのポテンシャルがあるか、強さがあるかって言われたら、自分の中でもクエスチョンマークが出てくるくらい、そこまで突き詰めて考えられていないですね」という考えもあり「1戦1戦重ねることでそのあたりの自信になっていくのかなとは思っていますね。行く行くはベルトに挑みたいです」と、段階を踏んでのベルト奪取を目論んでいるようだ。
大野がこれらの目標に到達するためにも、今回の不可思戦に勝利して、その機運を少しずつでも高めていくことが重要だ。「大野祐志郎という名前を覚えていただいて、何か皆さんの心を惹きつけるような試合が出来たらなと思うんで、目を離さずに見ていてください」と、インパクトある勝利で、目指す道への第一歩とする。