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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<公開練習>大野祐志郎、不可思との激闘派対決を制してトップ戦線へ!「難なく踏み台になってくれるんじゃないかなと思っています」

 兵庫姫路市・総合格闘技道場 華王州にて、9月11日(日)横浜アリーナ「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の「第8試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で不可思と対戦する大野祐志郎が公開練習を行なった。

 安保瑠輝也のYouTubeチャンネルの喧嘩自慢の企画から名を挙げ、昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦している大野。30代半ばの年齢ながらKrushの舞台でKO勝利を重ね、昨年12月のK-1エディオンアリーナ大阪大会では憧れの人だった大和哲也との対戦までこぎつけた。

 結果は敗れたものの、今年4月の「K’FESTA.5」代々木第一体育館大会でK-1スーパー・ライト級王者になった大和の実力を肌で感じることが出来た。「世界レベルの哲也くんに思いっきり踏み台にされているんですけど、その力量を味わえた、体感出来たのは強みですし、K-1の舞台で全然いけるやんって試合が終わった直後も感じていましたね」と、自信もついた1戦だった。
 前回は5月「Krush.137」で蓮實光と対戦したが、大野には「いろいろ作戦を立てていたんですけど、2R途中の打ち合い、殴り合いから全て飛んでしまって、楽しむほうが勝っちゃいましたね」と、殴り合いを楽しむ性質もある。今回の不可思との試合展開も、「不可思くんはそんなにあれこれ考えるタイプやないと思うんですよね。なので、淡々と戦ってくると思うんですけど、僕はあれこれ考えてテクニックを見せつつ、結果のところ殴り合っちゃうみたいな(笑)。そんな展開ちゃうかなと思います」と殴り合いになると予想をしているようだ。

「その団体でやっている以上、トップを目指すっていうのは絶対に大事なこと」という考えを持つ大野は、当然大和が持つK-1のベルトに目標を定めている。しかし「自分がそこにたどり着くためのポテンシャルがあるか、強さがあるかって言われたら、自分の中でもクエスチョンマークが出てくるくらい、そこまで突き詰めて考えられていないですね」という考えもあり「1戦1戦重ねることでそのあたりの自信になっていくのかなとは思っていますね。行く行くはベルトに挑みたいです」と、段階を踏んでのベルト奪取を目論んでいるようだ。
 また、今大会で大和とタイトルマッチを戦う佐々木大蔵は現役のKrushスーパー・ライト級王者。「チャンスがあれば狙いたいですし、(Krushは)日本一っていう称号になってくると思うんで、そこは欲しいですよね。大蔵くんは10連勝ぐらいしてるのかな? タイトルマッチも負けてなくて、そろそろ痛い目を見したろうかなというふうには思っています」と、Krush王座にも色気を見せていた。

 大野がこれらの目標に到達するためにも、今回の不可思戦に勝利して、その機運を少しずつでも高めていくことが重要だ。「大野祐志郎という名前を覚えていただいて、何か皆さんの心を惹きつけるような試合が出来たらなと思うんで、目を離さずに見ていてください」と、インパクトある勝利で、目指す道への第一歩とする。
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