「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<インタビュー>アヤブ・セギリ「レオナは“石の拳”と言われているそうだが、自分もタフさとパワーには自信がある。彼と戦うことが楽しみだよ」
――今回の試合が決まった時の心境を教えて下さい。
「K-1は自分にとってはずっと戦いたいと夢見ていた舞台だ。だからK-1で試合が決まった時は本当に嬉しかった。自分の存在を皆に見せられることが楽しみで仕方がないよ」
――セギリ選手が格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。
「父親の影響で5歳の頃に格闘技を始めた。いつも家族のような存在でもあるチームの仲間と厳しい環境の中で練習している」
――今はアルトゥール・キシェンコのチームでも練習されているそうですが、キシェンコと知り合ったきっかけはなんですか?
「自分がヴァレンシアでISKA(インターコンチネンタル)のタイトルを獲った時にキシェンコと知り合い、そこから一緒に練習することになった。キシェンコはレジェンド的な存在で、彼の経験・知識から得た技術を教えてもらっているよ。他にはキシェンコと同じK-1MAXでも活躍したドラゴ、今のK-1でタイトルを獲ったマラット・グレゴリアンとも練習したことがある」
「タフでパワフルな試合が持ち味で、これまでパンチでKOすることが多かった。回転系の蹴り技も得意で、いつも会場を盛り上げる試合を意識しているよ」
――一回戦で対戦するレオナ・ペタス選手にはどんな印象を持っていますか?
「スピードが速く、テクニシャンファイターだと思う。彼と戦えることを光栄に思う」
――レオナ選手は“石の拳”と言われるほどパンチが強い選手ですが、それについてどう思いますか?
「自分もタフさとパワーには自信があるから楽しみだね。パンチかヒザ蹴りでKOするよ」
――準決勝・決勝に勝ち上がってくると予想している相手は誰ですか?
「まずは一回戦のレオナとの試合に集中している」
――K-1チャンピオンになることにはどんな思い入れがありますか?
「K-1チャンピオンになることは自分の夢であり、とても光栄なことだ」
――K-1スーパー・フェザー級のベルトは武尊選手が返上したベルトです。武尊選手の存在は意識していますか?
「武尊は本当に素晴らしい選手で、その武尊の持っていたベルトをかけてトーナメントで戦えることはとてもいいチャンスだと思う。自分のアグレッシブなファイトスタイルを世界に見せるいい機会だし、KOで勝ってベルトをスペインに持ち帰りたい」
――これからK-1や日本で戦うことの目標は?
「まずは今回のトーナメントでベストを尽くし。試合を盛り上げ勝利をつかむことだ」
――それでは日本のファンへのメッセージをお願いします。
「最高の試合を見せ、そして勝つ。楽しみにしていてくれ」