「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木<公開練習>櫻井梨華子、K-1女子をリングの上で体現する!「試合で魅せたい、入場で魅せたい、全部で魅せたい。責任感を持って試合に出たいと思います」
櫻井は道場の山本優弥代表を相手に2分間のスパーリングを実施。鋭いパンチやキックを存分に繰り出して、本人曰く「今までで一番いい」という好調ぶりを見せつけた。昨年9月のK-1横浜アリーナ大会でK-1初参戦を果たした櫻井は、現Krush女子フライ級王者の壽美に敗戦。だが、現役王者と試合が出来たことと、53kg契約という自身としては初めての体重での試合もしっかり動けたという手応えが掴めた試合だったという。
今回の対戦相手は鈴木万李弥。キックボクシングのみならずMMAの試合にも出場する格闘技経験の豊富な選手だ。櫻井はこの鈴木と対戦が決定する前からSNSを通して交流があった。鈴木も櫻井と同様、元々は57.5kgで試合をしており、徐々に体重を下げてきたところでの今回の対戦だ。櫻井も「K-1 JAPAN GROUPじゃないけど、いつか何かあるのかなってちょっと思ってたんです」と、いつか対戦する予感がしていたという。
また、今大会はK-1 JAPAN GROUP育ちvsK-1以外の団体で活躍した選手という対抗戦のような図式でカードが組まれている。K-1サイドとして出場することは、櫻井にとっても「K-1に選んでもらえたっていうのはそこには意味があると思うし、そこに出る意味を試合で魅せたい、入場で魅せたい、全部で魅せたいって思いますね。責任感を持って試合に出たいなと思っていますね」とモチベーションの一つ。「『やっぱり凄えな、K-1』って言わせられるようにしたいですね、試合を」と、代表としての強い自覚も持って、鈴木の対角線に立つ腹積もりだ。