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「Krush.144」12.18(日)後楽園 フェザー級戦線で勝ち上がるのはどちらだ?森坂陸「僕にとって勝たないといけない試合。森坂ワールドで勝つ」vs稲垣澪「今までの相手よりも格上の選手。なんとしてでも勝ちたい」

 11月4日(金)都内にて、12月18日(日)東京・後楽園ホールにて開催される「Krush.144」の第1弾カード発表記者会見が行なわれた。

 新たな展開に注目が集まるフェザー級において、森坂陸と稲垣澪のワンマッチが決定した。森坂は2020年に行なわれた第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントでは決勝進出を果たすも、新美貴士に敗れて惜しくも戴冠を逃した。その後はK-1のリングで勝てない時期もあったが、今年はKrushで勝利を重ねて9月のK-1横浜アリーナ大会では西京春馬を撃破。無傷の3連勝を果たし、フェザー級で確固たる存在感を示した。

 森坂はかねてよりKrush王座への挑戦が目標であると明言。「来年一発目でも挑戦できるくらいの位置にいたいなと思っています」と理想を掲げる。ベルト奪取の目的は、過去2度の敗北を喫した現K-1フェザー級王者・軍司泰斗へのリベンジだ。

「僕には2回負けているリベンジしたい人がいる。(そのためにも)Krushのベルトを獲ってからK-1にたくさん出る」というロードマップの実現に向け「僕にとって勝たないといけない試合。来年に繋げなきゃいけない試合なので、何が何でも落とせない。僕に求められているのはKO」と圧倒的な勝利を誓った。

 一方の稲垣はプロデビューから5戦5勝の快進撃を続けていたが、今年5月に寺田匠に敗れプロ初黒星。しかし直後の8月には岡嶋形徒を2RKOで下し、完全復活の狼煙を上げた。稲垣は森坂を「今まで戦ってきた選手よりもすごく格上。手数が多くてトリッキーで戦いづらい」と高く評価。一方で「K-1でも勝ってる選手なので、この一戦でしっかり勝てばK-1上位にいる選手ともどんどん試合を組んでもらえる」と、この一戦をK-1へのパスポートと捉えた。

 選手層の厚いフェザー級でのし上がるには、インパクトのある勝利が必要。稲垣は「しっかりやってきたことを試合で発揮する先にKOがある。パンチと蹴りの両方を使ってしっかり倒す」と、格上の森坂を撃破しK-1への殴り込みを果たす構えを見せた。
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