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「Krush.141」9.24(土)後楽園<インタビュー>友尊「今までは結果に“こだわる”んじゃなくて“囚われていた”。格闘技に打ち込める環境に喜びと感謝を感じて、目の前の試合を勝っていきたい」

 9月24日(土)東京・後楽園ホール「Krush.141」の[第7試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で髙橋直輝と対戦する友尊のインタビューを公開!

――1月の第10代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントでは準決勝で中島千博選手にKO負けという結果でした。あの試合のあとはどんな心境だったのですか?

「試合直後は一つの目標だったKrushのベルトを獲ることができなくて、ショックは大きかったです。でも自分のなかで中島選手とやって手応えもあったんですよ。それがモチベーションになりました。また自分は33歳になって家庭もあって、戦績的にはベテランの部類なんですけど、いまだに全力で格闘技に打ち込める環境に喜びと感謝を持とうという気持ちになりました。もちろんこれからもチャンピオンになることや結果にはこだわります。でも一度きりの人生で好きなことをやり続けられることは普通じゃないので、だったらそれを楽しもうと思ったんです。今までの僕は結果に“こだわる”んじゃなくて“囚われていた”んです。結果に囚われているから、勝負していい場面でいけなかったり、勝負しなくていい場面で攻め急いだり。結果に囚われて、自分で自分を苦しめていたんだなと思います」

――いい意味で試合や格闘技を楽しめるようになりましたか?

「ただ誤解してほしくないのは、楽しむからといって遊びで格闘技をやっているわけじゃないし、それが一番楽しくないですから。僕はこれからも全力で勝ちに行くし、チャンピオンになることにこだわります。それを楽しめていなかったというだけで、今はそれを楽しまないと損だなと。そういう意味で楽しんでいますね」

――そのなかで対戦相手の髙橋直輝選手にはどんな印象を持っていますか?

「相手どうこうは考えてないですね。強いて言うならイケメン対決になるかなと思います(笑)」

――なるほど(笑)。格闘技に対する取り組み方が変わる中で、どんな試合をしてベルトに近づきたいと思いますか?

「目の前の試合に勝たないと次にはつながらないので、目の前の試合に勝っていって、Krushのチャンピオンになりたいですね。中島選手に借りを返して、彼からベルトを獲ることが一区切りの目標です。その先にはもちろんK-1も見ていますし、今の自分がそこを口にするのは筋違いなので、身の丈をわきまえて背伸びせずに結果を出していきたいです。僕はK-1はK-1、KrushはKrushで、KrushがK-1より下だとは思わないし、Krushへの思い入れが強いんですね。そういう意味でKrushのベルトをしっかり獲りたいです」
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