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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<公開練習>パク・ヨハン、-75kgのトップ戦線に割って入る!「ダニロ選手に完封勝ちして、僕という存在をアピールしたい」

 千葉・ZEEK GYM にて、9月11日(日)横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の[-75kg契約/3分3R・延長1R]でダニロ・ザノリニと対戦するパク・ヨハンが公開練習を行なった。

 6月のKrush後楽園大会で鈴木健太郎に判定勝利し、今大会への出場=K-1本戦初出場が決まったヨハン。試合まで一カ月切る時期でのオファーだったが「K-1の横浜アリーナ大会=よこはまつりということで受けました。前回の試合からそんなに期間もあいてないし、怪我もなかったので練習は続けていたので、問題なく調整できています」と大舞台での一戦に向けて準備を続けている。
 またヨハンはスーパー・ウェルター級(-70kg)でデビューしたあと、一時はクルーザー級(-90kg)にも挑戦。様々な試合での戦いを経て、現在は-75kgを主戦場に戦っている。

 ヨハン曰く「スーパー・ウェルター級でやっていた頃は15kgほど減量が必要だったので、コンディションが全く作れずに結果も残せなかったんです。当時スーパー・ウェルター級の上はクルーザー級しかなかったので、クルーザー級まで階級を上げてKROSS×OVERでベルトを獲ることができたのですが、クルーザー級時代は一発パンチをもらっただけで眼窟底骨折したり、どうしても体格的にきつかったんです。そうしているうちに75kgが盛り上がってきたので、僕も75kgでやっていこうと決めました」。

 今のヨハンにとって-75kgはベストウエイトといえる階級で、公開練習では長身を活かした鋭いヒザ蹴りを連発。自らが持ち味と公言するジャブとヒザ蹴りを合わせて「ジャブで押して行って、最後はヒザ蹴りで決めたいです」と必勝パターンも確立させている。
 対戦相手のダニロ・ザノリニはK-1に多数選手を輩出するブラジリアンタイの代表を務め、自身も4団体のベルトを巻いている実力者。今年2月のK-1東京体育館大会で神保克哉に敗れはしたものの、互角の勝負を繰り広げている。ヨハンも「すごくパワフルで経験豊富な強い選手」とザノリニの実力を認めているが「完封して勝ちたいですね。技術で翻弄ところも見せたいし、一発で倒すところも見せたいです」と“完封”を目標に掲げている。

 同じ大会で松倉信太郎vs神保克哉の一戦も組まれ、K-1 JAPAN GROUPにおいて-75kg戦線が盛り上がりを見せている。松倉・神保が階級新設に向けて猛アピールしているが、それはヨハンも同じ。「その試合を意識しているわけではないですが、ダニロ選手にしっかり勝って、僕という存在をアピールしたい。これから僕がその2人(松倉・神保)を喰って、-75kgを盛り上げていきたい」とザノリニ戦の勝利を手土産に-75kgの2大看板に割って入ることを宣言した。
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