「Krush.140」8.27(土)後楽園<インタビュー>鈴木孝司「僕のKOを狙う姿勢が評価されて、第1試合に選ばれたことがうれしい。技の引き出しやテクニックを見せて、KOで終わらせます」
――鈴木選手にとっては約1年ぶりの試合が決まりました。
「前回の試合で右手を骨折し、2度手術することになって復帰まで時間がかかってしまった。ここまで怪我が長引いたのは初めてですね」
――試合ができない期間はどんな気持ちで過ごしていたのですか?
「はじめは最悪でした(苦笑)。でも右手が使えない分、左のパンチや蹴りを練習して、自分の苦手な部分や出来なかったことが出来るようになりました」
――まさに怪我の功名ですね。
「戦い方も前回とは違う形になっていますし、スパーリングでも手応えは感じています。1年前の自分と今の自分だったら技の引き出しが全く違います」
――対戦相手の増井選手にはどんな印象を持っていますか?
「Bigbangの王者でムエタイ系の選手だと思います」
――復帰戦でどんな試合をしたいですか?
「僕は今まで技の引き出しやテクニックを見せる試合をしてこなかったので、『鈴木、こんなにテクニックあるんだ!』と思ってもらえる試合をしたいですね。レべルが上がったところを見せたいです」
――そして今回は第1試合に選ばれました。第1試合でどんな試合をしたいと思いますか?
「僕はいつもKOを狙って戦っていて、去年3月の『K'FESTA.4』でもKO勝ちできました。自分のそういう姿勢を評価してもらい、第1試合に選んでもらったことは本当にうれしいです。第1試合はその日の興行がどうなるかの大事な役割を任っているので、KOで第1試合を終わらせて、そのあとの試合につなげたいですね」
――K-1ジム五反田チームキングスとしても他の選手がいい結果を残しているので、そこに続きたいと思いますか?
「今、玖村兄弟が注目されて結果も出していると思うんですけど、キングスは玖村兄弟だけじゃないぞというところを見せたいです」