「Krush.179」8.23(土)後楽園 第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・一回戦、有馬大翔が計量クリアできずにvs海凪はワンマッチに変更! 大久保と吉川は会見中も火花バチバチ!!
8月22日(金)、都内にて、開催を明日に控える「Krush.179」後楽園ホール大会の前日計量&記者会見が行なわれた。
第3〜6試合にかけて第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・一回戦が行なわれる。だが、第5試合で海凪と一回戦を戦う予定だった有馬大翔が300gオーバーで計量をクリアできず。そのため、海凪の一回戦突破が決定。だが、海凪サイドが試合を望んだため、条件付きのワンマッチとして行なわれることになった。なお、規定により海凪が勝った場合以外は無効試合となる。そしてその条件とは、1Rは有馬の1点減点でスタート、さらに有馬のファイトマネーから20%減額し、その分は海凪に上乗せされるというもの。また、本来ならグローブハンデとして有馬は8オンスのグローブ着用となるが、海凪サイドが同じ6オンスでの勝負を望んだために有馬も6オンスグローブでの試合となる。
これによりKrushフライ級王座決定トーナメント出場者の会見出席者は有馬以外の7選手となった。まず第3試合の安尾瑠輝vs渡部蕾、第4試合の吉川仁清vs大久保世璃に出場する4選手が登壇した。
第3試合の安尾と渡部だが、計量時のツーショット撮影後に握手を求めた安尾に対して、渡部はそれを拒否するというシーンがあった。これに対して渡部が「馴れ合いとかしたくない。リスペクトがないわけじゃないんですけど、試合終わったらするんで、試合まではバチバチでいきたいです」という理由を語ると、安尾も握手は毎回求めているらしく例え拒否する選手がいたとしても、「それは全然いいです」と気にしていない様子だった。その安尾は「今回まず1戦目勝ってから、その波に乗ってしっかりとチャンピオンを狙います」とコメント。「ベルトを狙ってても1回戦負けてしまったら意味がないんで、まずこの試合にしっかり勝つことを意識しています」とベルトを見据えていたとしても、まず目の前の一回戦に集中する模様だ。髪の毛をコスチュームに合わせて青く染めてきた安尾。第3代DEEP☆KICK -51kg王者という肩書を持ち、第3代Krushフライ級王者の悠斗にもKO勝利している実力者だが、穏やかなキャラクターが持ち味。「ファンの皆様にも自分のこのギャップを結構気に入っていただいているんで、このギャップを常に通していけるようにこれからも強くなっていきます」と、このキャラクターのままチャンピオンを目指す。
対するKNOCK OUTから初参戦となる渡部だが、「明日、ぶっ倒します」と言葉少なに意気込みをコメント。会見中は、他の選手より自分がKrushチャンピオンに相応しい理由を「全部です」と答えたり、「入場から退場までずっと瞬きしないで見ていてほしいです」と、18歳になったばかりの現役高校生ながら自信たっぷりのコメントを残していた。
第4試合の大久保と吉川は一転して会見中も火花を散らし合った。「散々煽られたんで全ての怒りを込めて、明日はぶっ倒します」と語ったのは大久保。吉川に怒り心頭で、特に頭に来たのが「ただの弟」という言葉だったという。大久保の兄は初代Krushフライ級王者で、現在はK-1で活躍する大久保琉唯だ。「それがマジで一番腹立っているんで、ただの弟じゃねえってところ、しっかり痛めつけて知らせてやろうと思います」と改めて吉川に宣戦布告。「1Rから3Rまで相手がボコボコになるところを見といてほしいです」と、怒りと共に明日のリングに上がる。
一方の吉川も開口一番「泣かします」と、この会見でも大久保を煽る。しかし、口だけではなく「倒す技術やったりパワーは一番上かなと思います」と、ここまでやってきた練習にも自信を持っている。しかし、「ただの弟を泣かすところ見といてください」と、最後まで大久保を煽ることを忘れず、明日の試合に向けて闘志を燃やしていた。
続いて第5試合の海凪(※計量をクリアできなかった有馬は欠席)、そして第6試合の上遠野寧吾vs東虎之介の3選手が会見に登場。上記のようにワンマッチに変更となった第5試合は海凪1人での会見となったが、「自分も結構キツい思いをしながら減量してしっかり落としてきている中で、相手が落としてないというのはナメられているなというのと同時に、格闘家としてどうなんだと思うところはあるし、ここでしっかり僕が焼きじゃないですけど、ボコボコにして制裁してやろうかなと思っています」と怒りの気持ちもある様子。既に準決勝への勝ち上がりは確定している状態だが、「元々優勝する気でいるんで、上がるのは必然だったのかなと思います」と語った海凪は、「しっかり昔のKrushを思い出させるような激しい戦いをして自分がしっかり勝って、決勝までしっかり上がれるなっていうところを見せたいです。絶対勝ちます」と、気を抜くことなく明日のリングに上がる腹積もりだ。
一方、第6試合で優勝候補の1人と目されている上遠野に対して、東が「明日は優勝候補が負ける姿を見に来てください」と宣戦布告。宮崎県出身の東は5月末に上京し、ALONZA ABLAZEに移籍した。そのこともあってか、「試合が決まってから今までこのフライ級トーナメントに出ている選手より全然強い先輩たちと練習してきたんで全然怖くないですね」と自信満々。その経験こそ自分がチャンピオンに相応しい理由と語った東は、「下馬評では不利っていうのは分かってるし、相手もナメてると思うんで、明日は全部ひっくり返る姿を見に来てください」と番狂わせを起こすことに自信を見せていた。
対する上遠野も、「明日はバチッと倒して勝ちます」とこちらも自信満々。「倒す試合ができるんで、そこは他の選手よりチャンピオンに相応しいかなと思います」と語った上遠野には、「キツい練習をたくさん乗り越えてきたんで、明日は練習よりは楽かなと思います。自信しかないです」という裏付けがある。ここまでプロ戦績は4戦して4勝、そしてそのうち3KOと高いKO率も誇る。「一撃で相手が倒れる姿を見ていてください」と、この一回戦もKO劇で締めくくることを予告していた。
なお、プレリミナリーファイトが選手の負傷により2試合から1試合に減ってしまったため、試合開始は17時15分から17時30分に変更されている。
続いて第5試合の海凪(※計量をクリアできなかった有馬は欠席)、そして第6試合の上遠野寧吾vs東虎之介の3選手が会見に登場。上記のようにワンマッチに変更となった第5試合は海凪1人での会見となったが、「自分も結構キツい思いをしながら減量してしっかり落としてきている中で、相手が落としてないというのはナメられているなというのと同時に、格闘家としてどうなんだと思うところはあるし、ここでしっかり僕が焼きじゃないですけど、ボコボコにして制裁してやろうかなと思っています」と怒りの気持ちもある様子。既に準決勝への勝ち上がりは確定している状態だが、「元々優勝する気でいるんで、上がるのは必然だったのかなと思います」と語った海凪は、「しっかり昔のKrushを思い出させるような激しい戦いをして自分がしっかり勝って、決勝までしっかり上がれるなっていうところを見せたいです。絶対勝ちます」と、気を抜くことなく明日のリングに上がる腹積もりだ。