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金子晃大「お客さんが満足できる試合を」絶対王者が宣言!璃明武と大久保琉唯の次世代対決は火花バチバチに=12.14K-1WGP前日計量&会見

 12月13日(金)都内にて、明日に開催を控えた『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』の公開計量と前日記者会見が行なわれ、5部構成の1部ではスーパーファイト/-56kg契約で対戦する金子晃大とアスランベック・ジクレーブ、K-1スーパー・バンタム級で初対決する璃明武と大久保琉唯の4名が登壇した。

 4名の詳細と会見コメントは以下の通り。

[第17試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R]

金子晃大(日本/K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)
vs
アスランベック・ジクレーブ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)

 金子は22年2月にK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで黒田勇斗、璃明武、決勝で玖村将史を破りK-1王座戴冠。6月「THE MATCH 2022」ではRISEの鈴木真彦に惜敗も23年9月に玖村将史との3度目の対戦で判定勝ちを収め、王座防衛に成功。24年3月は、RISEのリングに乗り込み鈴木真彦を破り、リベンジを成し遂げた。7月は-55kg世界最強決定トーナメント一回戦でカン・メンホンを衝撃KO勝ち。9月の準決勝は璃明武から判定勝ちを収めると、決勝では大久保琉唯をKOで仕留め、世界最強トーナメント優勝を成し遂げた。

 対するジクレーブは、ONEのキックボクシングルールで暴れてきた“ロシアンボンバー”。ロシアやヨーロッパのムエタイタイトルを持ち、2020年11月にONEへ参戦すると中国のワン・ジュングァンから判定勝ちを収めた。左右に構えをチェンジしながら飛び込みのフック、右の強烈なキックを武器に爆発的な攻撃をするのが特長。KO数は少ないが、強固なディフェンスを誇るテクニシャンタイプだ。

■金子晃大のコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「明日は、見に来てくれるお客さん、PPVを買ってくれているお客さんが満足できる試合をしたいと思っています。相手は、ロシアからわざわざ来てくれて感謝しています」

――契約体重は56kgだったが、今回の減量の過程はどんな感じだったか?

「55kgに落とす感覚で普通に落としていって、プラス1kg増やした感じですね」

――うまくいったと?

「はい、うまくいきました」

――相手の肉体を見てどんな印象だったか?

「ムキムキだなと思いました」

――璃明武vs大久保琉唯は、どう見てるか?

「2人とも戦っているんですけど、どちらが勝つのか。やった感じでは、大久保選手はリーチがあるので、どんな感じになるのかなとは思っています」

――相手は、神のご加護があると言っているが。

「僕は感謝があります」

――記念撮影でピースの開きが小さかったが。

「寒かったからじゃないですか」


■アスランベック・ジクレーブのコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「初めての日本、K-1に参加できることができて、とても嬉しいです。とてもよい仕上がりです。神のご加護があれば勝てると思っています。日本のチャンピオンが相手なので勝てるようにしたい。相手の印象は、チャンピオンということで戦う価値がある選手。いろいろなテクニックあって手強い相手なので、今自分のできることを100%出します」

――金子選手という絶対王者を相手に、どんな試合をしたいか?

「すべて頭にあるので、内緒です。とにかくファンが喜んでくれる試合をしたいと思っています。神のご加護があれば、どうにかなると思っています」 ――金子選手のパワーに何で対抗したいか? 「パワーがあって強靭な選手なので、対策は十分にしてきました。明日は見応えのある激しい見どころのある試合になる。強い方が勝ちます」

――金子選手のパワーに何で対抗したいか?

「パワーがあって強靭な選手なので、対策は十分にしてきました。明日は見応えのある激しい見どころのある試合になる。強い方が勝ちます」
[第16試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]

璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)

 璃明武は21年8月に第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で黒田勇斗、決勝で鬼山桃太朗を下して、同級王座に就いた。22年2月に第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で金子晃大に敗北。24年7月は-55kg世界最強決定トーナメント一回戦でアンジェロス・マルティノスを延長ラウンドでKO勝ちを収めた。9月はK-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準決勝で金子晃大と再戦も僅差の判定負けとなり、巻き返しを図る。

 大久保は、22年6月の「THE MATCH 2022」で那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。23年6月は、バンタム級ワンマッチでアマチュア時代のライバル・齊藤龍之介と対戦し延長判定で敗れてプロ初黒星を喫するも、10月に黒川瑛斗を判定で下して再起。24年3月に壬生狼一輝から判定勝利。7月は-55kg世界最強決定トーナメント一回戦でジャオ・ジェンドンを破り、3連勝。9月はK-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準決勝で玖村将史から判定勝ち、決勝は金子晃大にKO負けを喫して準優勝となった。

■璃明武のコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「いい準備ができて、過去最高の状態が作れたかなと。それを明日見せたいです。相手の印象は、タトゥー入れたのかなとビックリして聞いたらタトゥーじゃないと。大久保選手はいい選手なので、しっかり勝ちたいです」

――大久保選手が平本蓮選手との特訓で対策を受けたようだが、今回の試合に影響はありますか?
「対策してきても。元々、蓮君とは同じジムだったんですけど、結構前なので、全然今は別人。そこは問題ないかなと。対策を学んでも、何年もやってきたことを1日で崩されることはないので、問題ないですね」

――会見の隣に金子選手がいるが、メッセージは?

「自分はこの階級で金子選手は世界で一番強いと思っています。明日は試合が並んでいるので、しっかり勝って次はタイトルマッチと言われるように意識して勝ちたいと思います」

――明日は見合う試合になる?

「20試合以上あると思いますが、レベルの高い試合になると思います。その中でKOを狙っていきます」

――大久保選手がカメレオンになる発言に対して。

「変化のことですよね? 警戒します」

■大久保琉唯のコメント

――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。

「いよいよ明日だなと言う気持ちで、K-1をやる月はいろいろな団体の試合があると思うんですけど、12月の中でK-1が一番良かったと思われるようにがんばります。向き合った感想は、いい顔をしていたので楽しみです」

――首のタトゥーと衣装の意味は?

「タトゥーでもシールでもないんですけど、書いてもらって。経緯は、こういう試合や前日計量に出ていく上で、新しい自分を出してみようと挑戦してみて。このイメージは、BTSのテテさんがやっていたので、カッコいいなと思ってマネしてみました」

――平本蓮選手との特訓で感じたことは?

「いろいろと教えてもらって、格闘技に対する向き合い方、愛だったり、そういうものを感じていい刺激になりました」

――今回は、見合う試合になる?

「そう思う人はそう思えばいいし。テーマはカメレオンなので、どうきても対応します。そのために練習してきましたし、臨機応変に対応していきます」
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