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K-1MAX世界王者ストーヤン「オウヤン、ムシンスキ、用意された相手とやるだけ!」=7.7「AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024」一夜明け会見

7月8日(月)都内にて、7月7日に東京・国立代々木第二体育館で開催の『AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024』の一夜明け会見が行なわれ、「K-1 WORLD GP 2024 -70kg世界最強トーナメント決勝戦」で優勝したストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)が登壇した。
 ストーヤンは、24年3月のK-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント開幕戦でカスペル・ムシンスキにダウンを喫して判定負けとなったが、決勝ラウンドはオウヤン・フェンがケガで欠場となり、急遽の出場。準々決勝でK-1レジェンドのブアカーオ・バンチャメークからハイキックでダウンを奪い勝利すると、準決勝でデング・シルバから判定勝ち。決勝はヴィクトル・アキモフをKOして初優勝をはたした。
 以下、ストーヤンのコメント。
「(昨夜の振り返り)
ワンデイトーナメントは初めてでしたが、緊張しましたが楽しめました。ブアカーオ戦は意味のある大事な試合だったので、そこを勝てたので良かったです。2試合目のデング選手は背の高い選手で足を痛めていたのは分かりました。でも自分が得意なボクシングをしてきてくれたのが、よかったと思います。最後の試合は、早い段階で終わらせることができてよかったです。

(試合が終わった後は、どんな過ごし方をしましたか?)
今回、マイクスジムで地獄のようなトレーニングをしてきましたんで、とてもコンディションでいいです。各試合が終わった後も、息が切れることもなかったです。あとは、時差に対応できたこともよかったです。(試合後の打ち上げは?)派手なことはしないで、ホテルでみんなで楽しく過ごしました。(ダメージは?)ブアカーオ戦でバッティングなのかヒジが当たったのか分かりませんが、頭をカットして出血して縫いました。あとはデング選手にカーフキックをもらって2倍から3倍に腫れ上がっています。数週間あれば、試合ができるくらいです。

(母国ブルガリアでの反応は?)
ブルガリア中が大騒ぎしています。今回、こんなに大きな大会で優勝したのは初めてなので、ブルガリア中で話題になっています。たくさんの人からも祝福を受けています。

(現在はブルガリアにもいるのか?)
ブルガリアでキックボクシングを始めて、数試合をした後に、オランダのマイクスジムで学んでいます。たまにブルガリアで練習をすることもあります。

(歴代のMAX優勝者と並んだことは)
ブアカーオ、魔裟斗、同じステージに並んだなんて最高です。自分にとって彼らはヒーローですから。まだそこまで実感がわいていませんが、毎年MAX世界大会の防衛をしていきたいと思っています。

(オウヤン・フェン選手やカスペル・ムシンスキ選手との対戦については)K-1がどういう相手を用意してくるかですが、私はオウヤン・フェンだろうが、ムシンスキだろうが問題はないです。

(マイク会長のアドバイスは)
マイク会長は、最高のコーチです。例えばブアカーオ戦は、いろんな注意をうながしてました。ブアカーオ選手が足を掴んでくるとか、その都度、レフェリーに注意を促しくれました。あとは動いて足をかきまわすとか、的確なアドバイスをしてくれました。

(これまで運がなかった試合について)
たしかに運がなかった試合があり、落ち込む部分もありましたが、厳しいトレーニングを積んで、次の試合へ向けてコンディションを作ってきました。海人戦は負けたとは思っていないし、それでも腐らずにやってきたことの努力が報われたと感じています。あとは厳しいトレーニングだけではなく、運も味方にしないと結果は出ない。今回は、運も味方になりました。

(トーナメント3試合を勝てた理由は?)
しっかり準備をしてきたことです。3試合それぞれの戦略を立ててきました。まったくタイプが違う3試合だったんですが、ブアカーオはスピードを活かした試合で戦おうとしていて、デングは、背が高いですがガードが甘いところもありましたのでパンチ主体で戦うことができた。決勝は足にダメージがありましたが痛みのメンタルコントロールもしました。試合を長引かせることができないため、ガードも甘かったため早く終わらせようとして、それが実行できました。

(ファンへのメッセージ)
ファンのみんなには感謝しています。前回負けてから復活してほしいというメッセージをもらって、今回、たまたま復活できたのはそうしたファンの声があったからかもしれません。その声に応えようとがんばりました。ありがとうございました」

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