「K'FESTA.6」3.12(日)代々木＜インタビュー＞星龍之介「AKIRA Jr選手は今の自分にとって一番の強敵であり燃える相手。お客さんが興奮するKO勝ちを見せたい」
――プロ戦績3戦3勝3KOの星選手です。試合を重ねるごとに注目度も上がっていると思いますが、実感はありますか？
「ちょっとずつですが注目してもらえていることは感じています」
――今回は「K'FESTA.6」という大舞台での試合です。
「代々木第一は空手時代にも試合をしたことがありますし、デビュー戦が去年の『K'FESTA.5』で同じ会場なので気合いが入っています」
――星選手は極真空手出身ですが、K-1ルールには慣れてきましたか？
「まだまだですが…空手から転向して少しずつK-1のスタイルに慣れてきたのかなと思います。以前は顔面を殴られることの恐怖が勝っていたのですが、今はちょっとずつパンチが見えてくるようになりました」
――重量級の選手はスパーリングパートナーに困るという話も聞きますが、そこについてはいかがでしょうか？
「自分の場合は他団体の選手や総合格闘技の選手とも練習させてもらっています」
――POD・古川会長のもとで練習を続けて、どこが成長していると感じますか？
「会長の言うことは理にかなっているというか、なるほどと思うことしかないので、それをやらないと勝てないというのは選手みんな分かっていると思います。会長が言ったことができるようになれば、自ずと勝てるようになると思っています」
――ちなみに武居由樹選手とは練習することもあるのですか？
――今大会ではAKIRA Jr選手と対戦が決まりました。どんな印象を持っていますか？
「AKIRA選手はトップ選手（ANIMAL☆KOJI・加藤久輝）をKOしてここまで来ているので、今の自分にとって一番の試練・強敵だと思います。でも今回は『K'FESTA』という舞台なので、それ相当の相手とやらなければいけないと思うし、燃える相手でよかったです」
――いわゆる格上の選手だと思いますが、ずばり勝つ自信はありますか？
「負けると思って試合に挑まないので、もちろん勝つつもりでやります。あとは試合までにどれだけ自分が強くなれるかで勝負は決まるかなと思います」
――同じクルーザー級では谷川聖哉vsステファン・ラテスクの一戦も組まれています。重量級は外国人選手との対戦も避けては通れないですが、それについてはいかがですか？
「海外からも強い選手たちがどんどん出てきて、今すぐに彼らに勝てますというレベルではないです。でもいつかは海外の選手たちを倒していかないといけないと思っています」
──また、今回は「K'FESTA」というK-1では年間最大のビッグマッチになります。その大舞台でどんな試合を見せたいと思っていますか？
「色んな階級のトップ選手が出ていますが、僕はクルーザー級なのでKOを第一に見せたいです。そこにこだわりすぎて動きが硬くなってしまっては意味がないですが、KO勝ちが一番お客さんが興奮すると思うんですよね。僕もプロとしてそこを見せたいです」
――今回はどんなKO勝ちを見せたいですか？
「パンチだけでもなく、蹴りだけでもなく、いろんな攻撃を散らしてその時に倒せると思った技で倒したいと思います」