match result

試合結果

第14試合/第2代K-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ウォーワンチャイプロモーション
    team VASILEUS
    戦歴
    71戦 48勝(27KO) 19敗 4分
    11戦 8勝(3KO) 2敗 1分
    生年月日
    1998.9.15 (27歳)
    2003.11.28 (21歳)
    身長・体重
    165cm ・ 53.0kg
    169cm ・ 53.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    福岡県福岡市
    神奈川県茅ヶ崎市
    国籍
    日本
    日本
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review

試合レビュー

 石井は、数々のタイトルを総なめにして日本軽量級トップ選手としての地位を築く。22年12月に初代K-1バンタム級王座決定トーナメント決勝で黒田斗真に延長判定1-2で惜敗。23年12月の黒田斗真戦後にしばらくK-1から離れてムエタイに専念していたが、25年7月に白幡裕星戦でK-1へ復帰した。


 対する黒川は24年7月の第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝で林佑哉からKO勝ち。10月の同トーナメント決勝で白幡裕星を判定で下して新王者となった。今年3月のKrushバンタム級タイトルマッチでは大夢をKOして防衛に成功している。


 1R、石井は圧をかけながらローキック、サウスポー構えの黒川もローキックを蹴り返す。石井のローキックに黒川は左のパンチを合わせる。黒川は左ミドルキックで腕を狙う。石井も右ミドルで腕を狙いつつ、冷静にパンチをうかがう。黒川は右アッパーから左ストレート。石井は蹴りを多めにするも、黒川のパンチがかすめる場面も。石井のショートがアゴに軽くヒットするシーンがあった。


 2R、石井は圧をかけながらミドルキック。黒川はハイキックで攻撃、そして左ストレートが軽くヒット。石井はミドルキック、黒川はインローを返す。黒川が左右フックで追い込む。黒川の左ハイキックが入り、ワンツーでダウンを奪う。立ち上がった石井は、左フックでダウンを奪い返した。立ち上がった黒川は、打ち合うことに。


 3R、打ち合いになり、黒川は飛びヒザ蹴り。左フック、右フックで追い込む黒川。石井は前蹴り、ハイキックで攻撃。黒川はパンチで打ち合い。途中、ローブローで中断に。再開後、石井の右が入りダウンを奪う。立ち上がる黒川。石井はハイキックも、黒川は打って来いとアピール。最後までどうなるか分からない展開だったが、3-0で石井が勝利。石井が新王者となった。


 新王者となった石井は「3年前のトーナメントでも負けて、このままでは格闘技人生は終われないと思ってこのリングに上がりました。20年前、魔裟斗さんに憧れてキックボクシングを始めて、絶対にK-1のベルトを巻くと決めて勝てて嬉しいです。パンチがあるのは分かっていたんですけど、目に当たって痛くて練習をしていた渾身のパンチが当たって形成逆転できました。今回挑戦者としてやろうと思っていたんですけど、感情のコントロールができないで受ける側になってしまって。でも黒川選手が打ち合ってくれると思っていたので、誰が見ても勝っていると思える試合ができると思っていました。


 この試合で、引退すると思ってお父さんやお母さんに伝えていました。でも、試合に向けて支援だったり応援を受けて練習しているうちに、これしかないと思って。もう一回、一番を目指していきたい。チャンピオンになったからには、世界最強を目指していきたい。お父さん、お母さん、もうちょっとやらせてください。これからも応援してください」と挨拶した。

試合情報

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大会名
2025年11月15日(土)K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~
日程
2025年11月15日(土)
会場
国立代々木競技場 第一体育館
選手
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