ムシンスキは“執念のラストマン”と呼ばれるポーランドの強豪。MFC世界タイトルをはじめ、ポーランド国内王座を総なめにしてきた覇王。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦でストーヤン・コプリヴレンスキーからダウンを奪い勝利。準々決勝はゾーラ・アカピャンから勝利するも、準決勝はケガで欠場。12月はバレンティン・マヴロディンからKOで勝利した。
ヨンホイは、2020年WLF武林新一代-70kg王者。23歳と若く26戦 14勝(8KO) 12敗を持つ。中国のオウヤン・フェンに続き、70kg級で名を広めたい新鋭だ。
1R、ヨンホイはジャブ。ムシンスキは圧力をかけて前蹴り、左ハイキック。ヨンホイは右クロスを合わせた。ムシンスキはボディから顔面へパンチをヒットする。さらにムシンスキは右ローキック、ヨンホイは右クロスを合わせていく。ムシンスキは左フック、左ハイキックで攻撃。ヨンホイの攻撃をまったく気にせずに前へ出て、蹴りを返していった。
2R、ムシンスキは左の蹴り。ヨンホイは動きながら右のパンチ。ムシンスキはローキックで攻撃。ヨンホイはローキックをダブル、右のパンチを合わせる。ムシンスキは飛びヒザ蹴り。左フックを入れるムシンスキ。そしてムシンスキは、後ろ蹴りでダウンを奪った。最後は左ミドルキックでダウンを奪い、KO勝ちをものにした。
ムシンスキは「みなさんのおかげで楽しい試合ができました。9月のトーナメントについては、明日から1週間はバカンスで家族と過ごしますが、その後は必ず調整していいトーナメントにします。拍手聞こえました。引き続き、応援をお願いします」とアピールした。