第18試合/K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

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試合結果

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アントニア・プリフティ / Antonia Prifti

判定0-3
27:30/28:30/29:30

SAHO / Saho

所属ジム: Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team; 闘神塾

戦歴: 26戦 22勝(5KO) 3敗 1分; 19戦 17勝(1KO) 2敗 0分

生年月日: 2001.8.10; 1999.10.15

身長・体重: 166cm ・ 52.0kg; 159cm ・ 52.0kg

ファイトスタイル: オーソドックス; オーソドックス

出身地: ギリシャ・アテネ; 兵庫県加西市

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試合レビュー

　プリフティは、23年12月にK-1へ初参戦し、女王KANAから判定勝ちを収めて、第2代K-1 WORLD GP女子フライ級王者となったばかりだ。今回は防衛戦となる。

　SAHOは、23年4月にKrush初の女子大会「Krush RING OF VENUS」でイ・ドギョンから勝利を収め、7月に鈴木万李弥、12月はリー・リーシャンから判定勝利を収めて、3連勝で今回のタイトル戦へつなげた。

　1R、プリフティは左ローキックからミドルキック。さらに左から右のパンチで攻撃。SAHOも右のパンチ、左フックを合わせにいく。パンチ連打からローキックのSAHO。プリフティは左フックを合わせる。SAHOは左のストレートをヒット、そして右を合わせる。パンチをまとめたSAHOがやや有利か。

　2R、プリフティは右の強打。SAHOは左に構えて左フックを合わせる。そして左ストレートをヒット。プリフティの前進に合わせて右をカウンターで入れる。プリフティの圧力がSAHOには通じない。SAHOは前蹴り、左ミドルキックでペースを掴む。顔が腫れるプリフティは、強引にパンチで入ってくる。SAHOは組みついてかわす。打ち合いになるとSAHOは負けていなかった。

　3R、プリフティの顔が腫れているためにドクターチェックも試合再開。プリフティは右から左のパンチ。SAHOは左フックのカウンターを合わせる。プリフティの右をガードするSAHOは構えをチェンジしながら、相手を翻弄する。プリフティは左ミドルキック、右ローキックで倒しに来る。SAHOは打ち合いに応じ、最後まで手を止めなかった。判定となり、3-0でSAHOが勝利。SAHOが、悲願のK-1 WORLD GP女子フライ級のベルトを腰に巻くこととなった。

　新女王となったSAHOは「ホンマにここまで来るのが長くて、しんどい時でもがんばれたのは、みんなの応援があったからです。感謝しかないです。塾長、今日まで付き合あってくださってありがとうございました。チャンピオンになってからが勝負。意地でもこのベルトを持ち続けるんで、誰でも来いという感じです。これからも、たくさんがんばります」と挨拶した。

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