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試合結果

第19試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 第2代K-1クルーザー級王者にして初代Krushクルーザー級王者のK-Jeeと4月のK-1無差別級トーナメントで準優勝を果たした谷川。日本クルーザー級最強決定戦が始まる。

 1R、両者オーソドックスでローを蹴り合い様子見する。組み合ったところでレフェリーがブレークを掛けるが、谷川のパンチが入ってしまいレフェリーは注意する。再開するが、今度はK-Jeeのローが下腹部に入ってしまい、ここも試合が止まる。パンチで迫るK-Jeeに対し、谷川はハイキックとロー、ボディへのヒザで対抗。K-Jeeはカーフキックとボディへのヒザを効かされ動きが止まる。

 2R、K-Jeeが見せるパンチでの前進を谷川はブロックし、そこからローキックをリターンして効かせていく。谷川は右インローでK-Jeeを崩してダウンを奪う。立ち上がったK-Jeeはロー、ハイキックと反撃するが、谷川のディフェンスを破れず、逆に右ロー、左フックを浴びる。

 3R、谷川はローキックと見せかけ顔面前蹴りをK-Jeeにヒット。右ローを蹴りためる谷川。カーフキックも見せるがK-Jeeは諦めず強打を振るっていく。しかし力が落ちており、谷川が左フック、右ストレートととらえる。谷川はさらに右ストレートから左フックを当ててダウンを奪取。不屈の精神で立ち上がったK-Jeeは左フックと右ローを浴びるが、しかしフックを当てて谷川をフラつかせて試合を終える。判定は30-25、30-25、30-25の3-0で谷川。クルーザー級日本最強決定戦で勝利した。

【試合後のK-Jee選手のコメント】
「(試合の感想は?)え~と、強かったですね。なんか、自分がパフォーマンスできないような、力を出せなかったっていうような、なんか出させてもらえなかったというか、そういう感じでしたね。(相手の印象は?)思った感じだけど、できませんでしたね。(地元で負けられない気持ちも強かったと思うが?)そうですね……。もちろん、その気持ちは強くて。悔しいですね。(ファンにメッセージを)まあちょっと、私はもういいかなと。いままでありがとうございました」

【試合後の谷川選手のコメント】
「(試合の感想は?)めちゃめちゃスパーリングして、自分のコンディションが過去一番よかったんですけど、自分の出来としては3点とか、そんなレベルで。反省が残る試合だったなと思います。押忍。(相手の印象は?)場数を踏んでるだけあって、なかなか倒れてくれなかったり。けっこういいパンチもあったかなと思ったんですけど、根性を感じました。押忍。(勝ちにつながったよかった点は?)だいぶパンチを落ち着いて、ちょっと見えてきたなっていうのと、一発の威力はかなり、パンチなり蹴りなり、ぜんぶついたかなと思いましたね。押忍。

(今日はAKIRA選手も出てきたが、そのあたりも踏まえ今後については?)本当は勝ってマイクで言おうかなと思ったんですけど、これで僕が日本人最強だと思ってるので。試合は倒せなかったんですけど、日本人最強だと思ってるので。クルーザー級、ヘビー級、スーパーヘビー級のトーナメントを、もしK-1でやるんだったら、日本人は自分一人で、外国人選手7人っていうのを、中村プロデューサーにお願いしようと思ってたんですけど。この場でちょっと言えたらなと思いました。

(3階級とも?)はい。自分はどの階級でもできる自信がありますし、今日本当に自分の力の半分も出なくて。控え室に戻ったら(野杁)正明さんとか、与座くんとか、ボロッカスに怒られて。自分でもおっしゃるとおりの出来だったのでまだまだなんですけど、ダメージもないので、また明日から練習がんばりたいと思います。押忍。

(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。自分はまだまだこんなもんじゃないんですけど、これで日本人最強って言っていいと思ってるので、サッタリ選手、シナ選手をはじめ、強豪の外国人選手とぜひやっていくので。日本人代表としてK-1の、格闘技の重量級を僕が背負っていくので応援よろしくお願いします。押忍。ありがとうございました」

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試合情報

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大会名
2022年8月11日(木・祝)ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~
日程
2022年08月11日(木)
会場
福岡国際センター
選手
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