match result

試合結果

第10試合◎スーパーファイト/ K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    Team Toy
    戦歴
    60戦 49勝(25KO) 11敗 0分
    60戦 47勝(10KO) 13敗 0分
    生年月日
    1993.5.11
    1994.4.18
    身長・体重
    175cm ・ 69.5kg
    184cm ・ 75.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛知県名古屋市
    トルコ・カイセリ
    SNS

review

試合レビュー

 2階級制覇を狙う野杁が初来日・欧州の強豪ハッサンと対戦。1R、両者ハイキックを飛ばし、野杁のヒザにハッサンはローと技を出し合う。野杁の左ボディにハッサンは後退。野杁もダメージを感じたか前に出ていく。野杁はガードから右ローを入れてハッサンの足にダメージを溜めていく。ハッサンも顔面前蹴りで野杁をとらえる。野杁は右ローをコツコツと蹴り溜める。
 2R、ハッサンも左ボディフックを野杁に返し、ロー、ヒザを入れる。野杁はガードから距離を詰め、左右のボディ打ち、足へのヒザ蹴りで攻める。野杁はガードを堅固にして前進し間合いを詰め、足へのヒザ蹴りを続行。ハッサンも右ストレートからボディへのヒザで反撃する。足へのヒザ蹴りでトイを下がらせる野杁。右ストレートを当ててハッサンが前に出てくる。野杁がガードを固めていると、ハッサンはフック・アッパーとコンビネーションを見せる。

 3R、右ローを入れる野杁。ハッサンはこれを嫌がり前蹴りで距離を作らんとする。ハッサンは野杁の接近際に顔面へのヒザ蹴り。野杁はすぐに前進する。距離が開くとハッサンは顔面前蹴り。野杁は間合いを詰めると足へのヒザ蹴り、ロー、パンチの連打を見せるが、ハッサンは大崩れしない。逆にハッサンのパンチで鼻血が見られる野杁。ロープに詰めて左右のボディフック連打を見せる野杁だが、ハッサンもヒザを突き立て反撃してくる。野杁が追いかけ右ロー、右ハイ、ヒザと放って終了。判定は29−29、30−29、30−29の2−0で野杁。世界の強豪ハッサンを降した。

■試合後の野杁選手のコメント
「(試合の感想は?)シンプルにハッサン選手はすごく強い選手で。やりながら強さを感じました。KOできなくて悔しかったですけど、判定で勝つことができたんで。勝って反省することができたんで、次につながったかなという感じです。(相手の印象は?)技の振り分けが上手で、リーチがあるのは体格見てすぐわかったんですけど、その距離でそのタイミングで来るんだっていう攻撃がすごくうまい選手だなという印象です。(勝因は?)なんですかね? う~ん……。まあ、気持ちですかね。(今後の目標は?)やっぱりウェルターとスーパー・ウェルターっていう階級は強い外国人選手が多いので。今回のハッサン選手もそうですし、海外で名前の売れている選手とドンドンやらせてほしいなという思いがありますね。すぐにベルトに挑戦したいというのももちろんありますけど、順番的にはピケオーが先だと思うので。そこでベルトに挑戦できるように一つ一つ勝っていくというのが、今の僕にできることだと思うので。

(ハッサン選手は初来日だが、これからタイトル戦線に絡んでくると思う?)ぜひまた呼んでほしいですね。日本でも活躍できる選手だと思いますし。逆に、ハッサン選手がピケオー選手とやったらどうなるのかなとか、個人的にもすごく思いますし。K-1ルールでも問題なく戦ってたと思うので、また日本で見たい選手だなって、やってて思いました。

(ファンの皆さんにメッセージを)年末の忙しい時期にたくさん来ていただいてありがとうございます。今年を勝ちで締めくくることができたんですけど、KOっていう最高の形で締めくくることが できなかったので。来年一発目はまだ決まってないですけど、しっかりKOで発進できるように、一つ一つがんばっていきたいと思うので、応援してもらえるとうれしいです。いい年を迎えてください」

■試合後のハッサン選手のコメント
「(試合の感想は?)とてもハードですごくテクニカルな試合で、内容自体は悪くなかったと思う。(相手の印象は?)もともと野杁選手のことは研究していたので、その意味では想定通りの戦い方ではあった。だから単純に野杁選手のほうが強かったというだけだと思う。次回、もし対戦する機会があれば、その時は自分が勝ちます。(相手に勝っていたという部分、相手の方が勝っていたなという部分は?)自分の方が野杁選手より優れた選手だとは思う。ただ、今夜それを見せることができなかったのは自分の責任だ。(来年の抱負を)ぜひまた日本に戻ってきて、K-1のリングに上がりたい。K-1はすごくいい団体だと思う。なので、K-1が用意してくれる相手であれば誰でも戦いたい。(ファンの皆さんにメッセージを)日本の皆さん、今回は自分を招待してくれてありがとう。自分の試合を楽しんでいただけていたらいいなと思う。野杁選手にもおめでとうと言いたい」

movie

動画

試合情報

BRAND
大会名
2019年12月28日(土)“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」
日程
2019年12月28日(土)
会場
ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
選手
back
チケット購入