match result

試合結果

第12試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    谷山ジム
    戦歴
    80戦 55勝(26KO) 24敗 1分
    47戦 36勝(29KO) 10敗 1分
    生年月日
    1982.12.25
    1993.9.9
    身長・体重
    181cm ・ 0.0kg
    172cm ・ 70.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    神奈川県伊勢原市
    ブラジル・パラナ
    SNS

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試合レビュー

 ウェルター級に階級を下げた城戸が木村と激闘。1R、城戸は開始すぐにサウスポーに変わって左ミドル。その後も右・左と構えを変えて木村をかく乱する。しかし木村も前に出て右スイングフックを強振。だが城戸はよく見てこれを当てさせない。サウスポーからの前蹴り、左ミドルで木村の進入を阻む城戸。木村は跳びヒザから右ストレートを伸ばすが、城戸は距離を開け、追撃を許さない。ラウンド最後は木村が右ストレート、右フックと城戸にプレッシャーを掛け初回を終える。

 2R、城戸はやはり左右に構えをスイッチしながら右ロー、脚への前蹴りと飛ばす。木村も強打を振るっていくが、城戸は距離をあけることでよく見えており当てさせない。木村は左右フックを連打でまとめ、続けて右フックを打ち込み、城戸に手を着かせるようにしてダウンを奪う。

 木村はここを逃さず左右フックを強振。城戸がクリンチに来ても振りほどき、右クロスで2度目のダウンを奪う。なおも猛然と向かう木村だが、城戸は必死のクリンチでこのラウンドを乗り切る。

 3R、木村は右の蹴りに合わせた右フックでフラつかせるが、城戸は倒れない。やはりダメージがあるか動きに精彩を欠く城戸。逆に木村は動きが見えているかのようにKOを狙う。しかし城戸も木村が前に来るところに左ヒザをボディに突き刺す。だが木村は左フックを当て、右フックを決めて3度目のダウンを奪う。

 立ち上がった城戸はしかし闘志が死んでおらず、跳びヒザ。これは当てられないも、木村が来るとなおも城戸はボディへのヒザで攻める。木村はヒザが効いたか城戸をクリンチで押さえる。だが、右フックで城戸をフラつかせる。しかし城戸はそれでも攻撃を止めず、ハイキック、跳びヒザと最後まで木村を襲って終了。判定は30-25、30-25、30-25の3-0で木村。階級を下げてきた城戸を食い止め勝利した。

 試合後、木村は9月の初代王座決定トーナメント一回戦で敗北を喫した王者・久保優太へのリベンジを宣言。リングサイドにいた久保をリングに呼び込むと、久保は「宮田(K-1プロデューサー)さんから言われたらやるしかないですけど…なるべく避ける方向で」と答えてリングを降りた。

■木村“フィリップ”ミノル選手のコメント
「(試合を振り返って?)城戸選手、攻撃も重くて。でも、ちょっと気になるかなと思ったんですけど、自分のペースでうまく進められたと思います。自分の武器がハマレば、誰にも負けないと思っているので。(対戦相手の印象は?)最後まで気持ちが折れることもないし、逆転のKOを狙ってるのが伝わってきたので、慎重になりましたね。(今後の目標は?)まず、久保選手のリベンジが一番なので。人生かけてベルトを獲りにいこうと思います。久保優太選手は僕の中で一番のチャンピオンなので、その選手を超えるのが人生の喜びです」

■城戸康裕選手のコメント
「(試合を振り返って?)初めてのウェルター級でしたけど、減量8割、対戦相手の研究2割という感じになって。でも、今回体重が落ちるとわかったので、ウェルター級で慣れていこうと思います。進出第1弾は大失敗ですけど、これで見えてきたこともあるので。(対戦相手の印象は?)強かったですね。なんかやりづれえな、うまいなと思って。心のどこかで俺は70kgだっていうヘンなおごりが出たのはあったと思いますね。ダメな部分が。(今後の目標は?)第2弾、第3弾とあるので。とりあえず、またウェルターでやるので。とにかく、この階級にもうちょい慣れます。慣れてからガンガンいきます。煽り映像が受けたので、1勝1敗ですね(苦笑)」

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動画

試合情報

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大会名
2017年11月23日(木・祝) K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~
日程
2017年11月23日(木)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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