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SAHO vs.木村萌那、タイトルマッチ実現!「負けたらもなワールドやります」(SAHO)「皇治選手に負けたくない」(木村)=「K-1 WORLD MAX」12.29(火)代々木第二

 11月6日(金)、都内会場にて12月29日(火)に神奈川・横浜BUNTAIで開催される『K-1 WORLD MAX』の第二弾対戦カード発表会見が行われ、[【株式会社風間印房 PRESENTS】K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]でSAHO(王者/日本/闘神塾) が木村萌那(挑戦者/日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER) を相手に、4回目の防衛戦を行うことが決定した。

 SAHOは、24年3月にアントニア・プリフティを判定で下し第3代K-1 WORLD GP女子フライ級王者に。25年7月のララ・フェルナンデス戦で同級王座初防衛に成功。今年2月にソフィア・ツォラキドゥを判定で破り王座を死守。7月にライザ・シルバを破り3回目の防衛に成功し現在8連勝中だ。

 一方の木村は、空手や女子ボクシングで実績を残し、もな前蹴りと呼ばれる連続蹴りをボディと顔面に突き刺し、破壊力のあるパンチで仕留めるスタイルで“リアル春麗”として注目を集めている。デビュー以来5勝無敗のまま、タイトル挑戦へ辿り着いた。
 会見に登壇した木村は「今回はタイトルマッチで結構嬉しいし、びっくりしています。SAHO選手は強い選手で絶対王者という印象を持っているので、それを崩せるようにしたいです。あとは、皇治選手のカードに負けないように、話題になるような試合をして、しっかりリスペクトを持って倒したいと思ってます」と語った。

 王者のSAHOは、「この対戦表を見て、誰もがいろいろと思うことはあると思います。自分もこの試合の声がかかった時には、思ったこととかもいろいろあります。でも、やると決めたからにはもう何も言うつもりもないです。ただ、このK-1のベルトはそんなに甘くないですし、K-1のベルトの価値はリングの上でしかわからないこともあると思うので、そこをしっかり今回証明していこうと思ってます」とコメントした。

 フェイスオフでは厳しい顔で見つめ合った2人だが、木村は「チャンピオンやなみたいな。目力すげえみたいな感じでした」と感想を明かし、SAHOは「なんか普段ニコニコしているイメージがあるんですけど、対面したら覚悟というか、中途半端な気持ちでは来てないというのは伝わりました。すごく良かったですね」といい印象を持ったという。

 そしてSAHOは今回のオファーを受けた時に「マジでびっくりしましたね。早いなって。正直、最初はノンタイトルを交渉したくらいです。でも、K-1から木村選手を挑戦者にあげてきたからには、チャンピオンとして正々堂々とやろうと思いました。人気は確かにあるかもしれないですけど、リングに上がったら知名度も数字も全く関係ないんで。勝つか負けるかの勝負になるんで、自分はそこに集中してしっかり結果残そうと思ってます」と明かした。

 注目されるのは、木村の代名詞の“もな蹴り”がSAHOに通用するかどうか。SAHOはもな蹴りについて「別に何も問題ないですね。世界タイトルマッチなんで、その蹴り一本の技術だけでは通用できないっていうのをしっかり証明しようって思ってます」と攻略に自信があるという。

 木村はもな蹴りについて「見たいですか? なんかノリでやろうかなと思ってるんですけど、リングに上がって対面しないとわかんないこともあるんで。そこで決めようかなとは思います。でも、見たい人もいると思うので、ちょっとは出そうと思うんですけど、今回はそんな甘くはないと思うんで、ちょっと違うものを見せます」と必殺技には拘っていないようだ。

 SAHOは「簡単にベルトを獲られてしまうと、K-1フライ級のベルトに挑戦しようとしている選手に本当に申し訳ないんで。知名度あるのは凄いことだと思うし、それはほんまに木村選手にしかできないこと。でも、勝負の世界はまた別の話。自分はほんまにめっちゃ苦労して、いっぱい試合してきて、やっと掴んだベルト。そのベルトを簡単に渡すつもりもないし、やっぱり強かったなというところをみんなに思わせたい」とリングの上で強さを証明すると貫いた。

 それを聞いた木村は、「試合で見せますみたいな感じで言ってたと思うんですけど、チャンピオンはリングだけかと言われたら、私的にはそうでもないと思っています。K-1を盛り上げてこそのチャンピオンだと思うし、試合は嫌でも見るじゃないですか。その試合をしていない期間、組まれてない期間は何してんの?っていう話で。私はちゃんとK-1を背負って責任を持って違うお仕事とかもやってるし。SNSでも盛り上げようと頑張ってるし、それなりの数字もやっぱり取れてきています。それは、チャンピオンが本当はやらなきゃいけないことだと思います」と試合以外の広報活動の重要性を指摘した。

 SAHOは「だからこそ、この試合が美味しいって思いました。木村選手の試合は、絶対に見るじゃないですか。自動的に自分の試合も見られる。そこで勝てば、プラスでしかない。そこを利用して、自分もK-1代表としてどんどん発信して、K-1がめっちゃいいということを伝えたいと思ってます」と木村と戦うことが大きな宣伝になると返した。

 予想に反して穏やかな会見になったが、発言そのものは互いのプライドがぶつかり合う鋭い内容に。会見の最後には木村に負けたら「もなワールドやりますよ」と笑わせたSAHO。これはチャンピオンとしての余裕の表れだろう。

 木村に初黒星がつくのか、それともSAHOが王座陥落するのか、世界も注目するタイトルマッチに発展しそうだ。 

[【株式会社風間印房 PRESENTS】K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
SAHO(王者/日本/闘神塾) Saho
99.10.15生/兵庫県加西市出身/27歳/159cm/オーソドックス/24戦22勝(1KO)2敗
<主なタイトル歴>
第3代K-1 WORLD GP女子フライ級王者
S1レディース世界 バンタム級王者
S1レディースジャパン バンタム級王者
WMC日本女子スーパーバンタム級王者
元NJKFミネルヴァスーパーバンタム級王者
2025年WAKO世界選手権 女子K-1ルール-56kg級第三位
X:@saho_19991015
instagram:@saho_kick

木村萌那(挑戦者/日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER) Mona Kimura
01.4.12生/岐阜県瑞穂市出身/25歳/166cm/サウスポー/5戦5勝(2KO)
<主なタイトル歴>
2022年女子ボクシング世界選手権大会 出場
第20回全日本ボクシング選手権大会 女子バンタム級準優勝
2019年ボクシング アジアユース選手権大会 出場
第17回・第18回全日本女子ボクシング選手権大会 女子ジュニア フェザー級優勝
第30回全国高等学校ボクシング選抜大会 女子ライト級優勝(大会優秀選手賞 受賞)
第3回~第9回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 7連覇
X:@mona_world412
instagram:@mona_world412
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