K-1Sフェザー級新王者レミー・パラ「今から試合をしてもいいくらい元気です」=5.31K-1一夜明け
レミー・パラのコメントは以下の通り。
――振り返っての感想。
「3試合すべてKOして、怪我もなく、今から試合をしてもいいくらい元気です」
――トーナメントを振り返ってみて、どの試合が一番厳しかったか。
「難しかったのは、準決勝の中島千博戦。なかなか中に入りにくかったです。とはいえ、全体を通して難しいと思った試合はありません」
――あなたが倒した3選手は、いずれも日本のトップファイター。なぜ、そんなに強いのか?
「ここ4カ月、プロフェッショナルな準備をしてきました。2カ月前から仕事やめて、すべてをこの試合のために捧げてきました。たくさんのトレーニングの成果が、今回の結果につながったのだと思います」
――どんな仕事ですか?
「野菜のデリバリー、掃除、ファストフードでの仕事などです。この後、2週間のバケーションとって、また仕事をやります。とてもリフレッシュできるからです。友だちと一緒に掃除の仕事をしたいです」
――常に前へ出ていくスタイルですが、恐怖心は?
「攻撃的に出ていくのが、僕のファイティングスタイル。いつも頭を下げて前へ出てプレッシャーをかけていくことを心掛けています」
――K-1王者になった感想。
「とても光栄です。K-1のベルトを獲ることは夢でしたし、フランスを代表して日本でベルトを獲得できたことは嬉しいです。長く防衛できるように頑張り、自分が本物のチャンピオンであることを証明していきたいです」
――レオナ・ぺタス選手が名乗りをあげていたが。
「喜んで再戦を受ける。彼に限らず、誰でも受けます」
――日本には、過去に対戦した朝久裕貴選手もいます(朝久の判定勝ち)。
「もちろん誰でも問題ない。再戦できるのならば万全の準備をしますし、次は必ず僕が勝ちます」
――ジェロム・レ・バンナ選手が激励したようだが、どんな存在?
「自分にとってジェロムは憧れの存在。話せたことは、とても光栄でした。決勝前に彼が控室まで来てくれて、大きな力になりました」
――日本で2回戦った経験は、今回のトーナメントで活かされたか?
「学びは大きかったです。裕貴選手に負けたことで学び、自問自答しました。それが成長につながり、証明できたと思っています」