“暴君”カリミアン、リュウ・ツァーのパネル破壊!クルーザー級王座防衛戦で激突=3.20「K-1 WORLD MAX」
会見には、K-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサーが登壇。また、タイトルマッチとスーパーファイトに出場する7名が会見に並び意気込みを語った。
[K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]では、王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY) がリュウ・ツァー(唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)を相手に防衛戦を行う。
カリミアンは、21年3月にK-JeeとK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチを行い、起死回生のバックブローで逆転KO勝利し、王座奪還を成し遂げ、今回が二度目の防衛戦を迎える。昨年9月は、K-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦でケリム・ジェマイをKOするも、準決勝でクラウディオ・イストラテに判定負けを喫し、再起戦となる。
リュウ・ツァーは、昨年9月のK-1 30周年記念無差別級トーナメントで優勝し、12月は谷川聖哉から1Rに右ストレートでKOを奪い、実力を証明したばかりだ。リュウは、SNSでカリミアンにタイトル挑戦を名乗り出るなど挑発し、因縁が生まれていた。
そしてカリミアンは、「先日、タイで練習をしてきた。タイガームエタイジムで1カ月、この後は、オランダのマイクスジムでも練習するつもりだ」と明かし、さらにレベルアップすることを約束した。またマイクスジムでは、「マイクスジムは、ジャングルだ。ライオンに遭遇する気持ちで、身を削る覚悟でやってくる」という。
前回のクラウディオ戦でローブローの反則があって負けたシーンについてカリミアンは、「あいつはスタミナがなくなったから自らマウスピースを吐いて、時間を稼いでいた。キックボクシングのことを理解している人は、何が起こっていたのか分かっている。汚いのは相手だ」と悪いのは相手だと批判した。
カリミアンは、“最強の敵”リュウ・ツァーの挑戦を退けることができるのか、K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチが熱くなりそうだ。