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「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国 軍司泰斗が“日本人キラー”ダウサヤームを秒殺宣言「1分1秒でも早く倒す」、菅原美優はギリシャのムエタイ戦士を3RKO予告「3Rしっかり戦って最後の最後に倒す」

 7月16日(日)都内にて、開催を明日に控えた「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。

 今大会は3部構成で行われ、第16試合から第19試合までK-1王者が海外強豪を迎え撃つスーパーファイトが並んだ。第18試合ではK-1フェザー級王者・軍司泰斗が登場。数々の日本人選手を撃破した日本人キラーとして、RISEの安本晴翔を苦しめたムエタイの強豪・ダウサヤームと対戦する。

 軍司は目下10連勝中と圧倒的な強さを見せつつも、直近2試合は判定決着。「ここでKOしなければいけない」と使命感に燃える軍司は「1ラウンドで終わらせる気でいる。1分1秒でも早く倒せれば」と早期決着を示唆する。

 ダウサヤームの印象を「ムエタイ選手で蹴りが強いだけじゃなく、パンチもできて打たれ強さもある」と高く評価するも「倒すために得意なパンチを練習してきている」と攻撃力アップに手応えアリの様子の軍司。「フェザー級最強は自分だと思っているので、明日はそれを証明できれば。ここ2戦KOできていないのでバシッとKOして勝ちたい」とKO勝利を宣言した。

 対するダウサヤームは軍司を「攻撃力があってとても速い選手」と評価。「どっちが勝つかは分からない」と控えめな姿勢を見せながらも「KOしていきたい」と真っ向勝負の姿勢を見せる。王者である軍司に勝利した暁には「次回はタイトルマッチに挑戦したい」と、すでに照準は王座に定めている。最後に「明日は全力で戦います」と、ムエタイ戦士らしい朴訥な言葉でビッグインパクトを予感させた。

 第17試合では今年3月に第2代K-1 WORLD GP女子アトム級王者となった菅原美優が、ギリシャのディミトラ・アガサゲリドゥを迎え撃つ。戴冠以来約4カ月ぶりのリングとなる菅原は「チャンピオンになって一戦目。自分にも周りの人にも認めてもらえる試合をしたい」と、王者としての戦いを強く意識している様子。ディミトラを「私にとって苦手なタイプ」と相性の悪さがあるとしながらも「そこを克服できるように練習してきた。3ラウンド戦ってやってきたことをしっかり出して、最終的に倒したい」と3RKOを宣言した。

 対するディミトラはK-1初参戦で王者との対戦となったが「十分に準備して研究してきた」と菅原攻略に自信あり。初参戦で王者に勝利できればタイトルマッチの可能性が浮上するが「まずは勝つことが先。ベルトはその次。何ラウンドかは考えていないけれど、とにかく勝ちたい」と目の前の戦いでの勝利に全力を尽くす構えを見せた。
軍司泰斗
「ここ2戦KOできていないので、ここでしっかりバシッとKOして勝ちたいと思います。(対戦相手の印象と準備してきたことは?)蹴りが強いムエタイ選手ですし、それだけなじゃくパンチもできて打たれ強さもある選手だと思っているので、試合展開は僕らしく戦えればいいなと思います。

(この試合に向けてどんな準備をしてきたか)ここ2戦KOできていないので、ここでKOしないといけないと思っているので、そういった部分で僕の得意なパンチはすごく練習してきているので、当日(試合で)出ればいいなと思っています。

(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)僕は1Rで終わらせる気ではいるので。1分1秒でも早く倒せればいいなと思います。(ファンへメッセージ)自分の中ではフェザー級最強は自分だと思っているので、明日はそれが証明できればと思っています。応援よろしくお願いいたします」

ダウサヤーム・ウォーワンチャイ
「明日は全力で戦います。ありがとうございます。(対戦相手の印象と準備してきたことは?)攻撃力があってとても速い選手だと思います。(対戦相手はK-1の現役王者だが、勝ってタイトルに挑戦したい気持ちはある?)もちろん今回勝ちましたら次回はタイトルマッチに挑戦したいと思います。

(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)どっちが勝つか分かりませんが、KOしたいと思います。(ファンへメッセージ)明日は全力で戦いますので、応援よろしくお願いいたします」
菅原美優
「明日は昨日まで練習したことをしっかり出せるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象・準備してきたことは?)まずは日本に来てくれてありがとうございますと思っているのと、ファイトスタイルは私にとって苦手なタイプ。ガンガン前に出てくるので、そこを克服できるような練習はしてきたので。向かい合ったときにまっすぐな目をされていたので、良い試合ができそうだなと思いました。

(この試合に向けてどんな準備をしてきたか)チャンピオンになって一戦目ということもあり、これまで以上に気合いというか、自分でも周りの人にも認めてもらえる試合をしたいと思っているので、しっかりいつも以上に準備をしてきました。

(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)3Rしっかり戦って、自分がやってきたことを出して、最終的には3Rで倒せたら良いかなと。そんなに早い展開は望んでいないので、今回はしっかり練習してきたことを出すのが目的なので、しっかり出した上で最後の最後に倒せたらいいなと思います。(ファンへメッセージ)明日はしっかり成長した姿を皆さんに見せて、応援してくれている人に笑顔で帰ってもらえるように精一杯がんばりますので応援よろしくお願いいたします」

ディミトラ・アガサゲリドゥ
「明日は精一杯、今までがんばってきたことを出し切りたいと思います。(対戦相手の印象と準備してきたことは?)試合のスタイルが全く違うので、十分に準備して研究してきたので、全力で出し切りたいと思います。

(対戦相手はK-1の現役王者だが、勝ってタイトルに挑戦したい気持ちはある?)十分に準備してきたので、もちろん勝つつもりでいます。ベルトというよりはまず勝つことが先だと考えていて、ベルトはその次だと思っています。

(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)特に何ラウンドとは考えていませんが、とにかく勝ちたいです。(ファンへメッセージ)日本は私に合っているように感じます。私の雄姿をぜひ日本のファンの皆さんに見ていただきたいと考えています」
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