「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国＜公開練習＞挑戦者ジョーダン・ピケオー、歴史に残る名勝負で王者・和島大海からベルトを奪う！「この試合は俺にとって最大の挑戦。どでかい花火をいくつも打ち上げるような試合になる」
ピケオーは2015年5月の初来日以来、K-1・Krushを主戦場に活躍。2020年3月に当時久保優太が保持していたK-1ウェルター級王座に挑戦して以来、新型コロナウイルスと怪我の影響で来日が遠ざかっていたが、今年3月「K'FESTA.6」で約3年ぶりにK-1凱旋。アビラル・ヒマラヤン・チーターをKOで下し、見事に復帰戦を飾った。
待ち望んだタイトルマッチを前に「凄く調子は良い。この6～7週間良いトレーニングができたし、いい成果を自分でも感じているので、試合に向けて自分のコンディションの準備ができていると思う」とピケオー。アビラル戦後に海外での試合オファーがあったものの「K-1のベルトに集中するために他の試合は入れずに練習だけしていた」という。
王者・和島とは2018年9月にKrushスーパー・ウェルター級タイトルマッチで対戦しており、この時はピケオーが判定勝利を収めている。この5年間での和島の変化については「よりローキックに力を入れるようになった。ローキックとパンチを巧みに使いながら、プレッシャーを与えるようになった」と分析。
そのうえで「和島のような相手との戦い方は心得ている。ここで自分のゲームプランを話すつもりはないが、そういった相手にどう戦うべきか分かっている。和島のローキックは自分には効かない」と和島攻略の青写真を明確に描いているようだ。
これまで初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント、第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント、そして久保とのウェルター級タイトルマッチと3度K-1王座に挑戦したピケオーだが、まだ一度もK-1もベルトを腰に巻いていない。
「K-1のベルトはみんなそうだと思うが、自分もK-1 MAXを見て育ってきて、同じ70kgのK-1のベルトは自分にとって大きな意味がある。今ベルトは和島が持っているが、自分の中で意味のあるベルトを獲りにいくということで、俺にとって最大の挑戦になる」とK-1王座への思いを語るピケオー。
「和島にとっても、前回自分に負けているから、この試合は大きなチャレンジだと思う。2人とも目的は違うけど、この試合はお互いにとって大きなチャレンジで、タフな試合になることは間違いないが、すごく良い試合になると思う」とK-1の歴史に残る試合にしたいと話した。両国大会を締めるスーパー・ウェルター級タイトルマッチ。ピケオーは悲願の王座奪取を成し遂げるか？
「(タイトルマッチが近づいてきたが、今の心境は）凄く調子は良い。この6～7週間良いトレーニングができたし、いい成果を自分でも感じているので、試合に向けて自分のコンディションの準備ができていると思う。（前回のアビラル戦から試合をせずに集中してきた？）他の団体からオファーもあったけど、自分はK-1に集中したかったし、K-1でタイトルマッチをやりたいという話をしていた。だからK-1のベルトに集中するために他の試合は入れずに練習だけしていた。
（対戦する王者・和島大海の印象は）和島が人として凄いいいヤツだということは知っている。そして和島は前回自分と戦ったあと、2回程負けていて、そこから凄く進歩している。いいヤツだけど、自分たちがやっているのは相手を倒す仕事だから、戦う以上は倒すつもりでいくよ
（5年前と和島が変わった部分は）よりローキックに力を入れるようになったと感じる。試合を見ると距離を取りながら、左の蹴り、ローキックとパンチを巧みに使いながら、プレッシャー与えるようになってきた。（和島のローは自分に通用しないか）彼のローキックは自分には効かないと思う。和島は距離を取りながら、ローキックで相手のバランスを崩す。距離を取ってそういう試合をするだろう。
ただ自分自身、和島のような相手との戦い方は心得ている。ここで自分のゲームプランを話すつもりはないが、そういった相手にどう戦うべきか分かっている。和島自身、そういった戦い方が俺には通用しないということが試合で分かるだろう。前回、アビラルと試合した時とは、違った試合運びになると思う。その辺も含めて、試合で見てほしい。
（K-1のベルトに対しては）K-1のベルトはみんなそうだと思うが、自分もK-1 MAXを見て育ってきて、同じ70kgのK-1のベルトは自分にとって大きな意味がある。今ベルトは和島が持っているが、自分の中で意味のあるベルトを獲りにいくということで、俺にとって最大の挑戦になる。和島にとっても、前回自分に負けているから、この試合は大きなチャレンジだと思う。2人とも目的は違うけど、この試合はお互いにとって大きなチャレンジで、タフな試合になることは間違いないが、すごく良い試合になると思う。
（K-1のベルトを獲った後の展望は）Krushのタイトルと同じだが、K-1のベルトを獲ったら、K-1のベルトをいつまでも長く保持していきたいし、そういう戦い方を続けていきたいと思う。（野杁正明も階級を上げてきているが、意識しているか）野杁選手はいい選手だし、大好きな選手だ。でも現時点では、和島選手に集中しているし、野杁選手のことはまた別の話だと思っている。
（最後にファンへメッセージ）皆さん、どうぞ会場に応援に来てください。間違いなくどでかい花火をいくつも打ち上げるような試合になると思うし、今回の試合は必ず誰かがダウンする、そんな試合になると思います」