「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国<公開練習>王者・和島大海、心技体すべてを過去最高に仕上げる!「どんな技でも倒せるように準備して、仕上がりもこれまでで一番いい。今だったら!という気持ちです」
今年3月「K'FESTA.6」では“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーン・ストライカージムを相手に強烈なローキックでTKO勝利し、初防衛成功とともに7連勝を飾った和島。2度目の防衛戦では2018年に一度敗れているピケオーの挑戦を受ける。
王者でありながらリベンジマッチに臨む和島は「仕上がりもこれまでで一番いいと思います。試合を重ねるごとによくなってきてるなっていう実感はあります」と充実した練習ができている様子。事実、和島は現在7連勝中・6KO勝利という抜群のKO率を誇っている。
また練習内容・メニューで大きな変化はないが「ここ最近はコンディショニングも本当に気をつけていて、減量もきっちり(計画的に)やるようになりましたし、試合当日が一番いい動きができるんじゃないかなと。これよりも絶対良くなってると思うんで期待しててほしいです」と体調管理・コンディショニングも向上しており、試合当日に心技体を最高の状態に持っていくつもりだ。
挑戦者のピケオーは、約3年ぶりのK-1参戦となった3月の「K'FESTA.6」でアビラル・ヒマラヤン・チーターを左フックで一撃KOし、K-1中量級にピケオーありを改めて感じさせる圧勝だった。5年前の初対戦を「(キャリアで対戦した)初めての欧米人がピケオー選手だったので最初からビビりながらやっていた」と振り返った和島は、試合後も「無事に帰ってこれた」というほどの恐怖の中で戦っていたと語る。
あれから5年、和島も国内外の強豪たちと鎬を削って経験値を上げており「僕もキャリアを積んで、いろんな選手とも試合してレベルも上がったと思いますし、今だったら(勝てる)!という感じです」とリベンジに自信。「どう攻めようかなというのはちゃんとイメージして練習してきました。ローキック、ヒザ蹴り、左ストレート、右フック……ほんとに何でも倒せるように準備しました」と総力戦での勝利を狙う。
「しっかりベルトを防衛して、これからもどんどん防衛を重ねていきたい。勝ちマックス!」と長期政権を誓った和島。ピケオーはウェルター級時代に久保優太にこそ敗れたものの、野杁正明や木村"フィリップ"ミノルらに勝利。スーパー・ウェルター級ではvs日本人無敗という戦績を誇る。そんな“日本人キラー”でもあるピケオー超えを果たし、勝利のワジマックスポーズを見せることができるか?